F1が大都会を走る!御堂筋ワンダーストリートを見に行く

大阪の街をF1が走る
御堂筋をF1が走る!とのことで、とっくり氏と見に行ってきました。
御堂筋ワンダーストリート
13時に道路封鎖が始まって、30分もかからずにステージが出来上がりました。
職人はすごい
職人さんたちの作業はすごいですね!
ワタクシ達は、ステージ前になる場所を陣取って待っていました。
中野信治
開始の時間が近づいてくると、今回にドライブする中野信治さんが登場しました。
ほとんどの人が気がついていなかったですし、ワタクシも最初分からなかったです。
中野信治(Shinji Nakano)プロフィール
1. 概要
中野信治(なかの しんじ、1971年4月1日生まれ)は、日本のレーシングドライバーで、主にF1やル・マン24時間レースなどで活躍しました。1997年にF1デビューを果たし、その後も国際的なレースシーンで長年にわたり活動しました。特に、F1では日本人ドライバーとして高い評価を受け、フォーミュラカーや耐久レースなど幅広いカテゴリーでキャリアを築きました。
2. レーシングキャリア
- 幼少期からカートを始め、国内のレースで実力を発揮。
- 1990年代初頭に全日本F3選手権に参戦し、優秀な成績を収める。
- 1995年には全日本F3000(後のフォーミュラ・ニッポン)にステップアップ。
1997年:プロスト・グランプリ
- 日本のタバコブランド「ミルドセブン」の支援を受け、プロスト・グランプリ(旧リジェ)からF1デビュー。
- 初参戦となった開幕戦オーストラリアGPで6位入賞(F1初ポイント獲得)。
- 予選でのスピードはまずまずだったものの、マシンの戦闘力不足もあり苦戦。
- シーズンを通してポイントを重ねることはできなかったが、安定した走りを見せた。
1998年:ミナルディ
- 2年目はミナルディに移籍し、資金難のチームで奮闘。
- 戦闘力の低いマシンにより苦しいシーズンとなるが、F1の場で粘り強い走りを披露。
- この年を最後にF1シートを失い、別カテゴリーへ転向。
フォーミュラ・ニッポン & CART(1999年〜2002年)
- F1後はフォーミュラ・ニッポンや北米CARTシリーズ(インディカーの前身)に参戦。
- CARTではデイル・コイン・レーシングから参戦し、一部レースで活躍。
ル・マン24時間レース & 耐久レース(2006年〜2020年代)
- 2006年から耐久レースに本格参戦し、ル・マン24時間レースにも出場。
- LMP1やLMP2クラスのマシンをドライブし、日本人耐久レースドライバーとしてのキャリアを築く。
- 近年はスーパーGTなどの日本国内レースにも参戦。
3. 中野信治の特徴と評価
- 安定した走り:F1時代からクラッシュが少なく、安定したレース運びを見せた。
- 予選の速さ:特にプロスト時代には、マシンの性能に対して堅実な予選順位を記録。
- 国際的な経験:F1、CART、ル・マンなど、多くの異なるカテゴリーを経験した日本人ドライバーの一人。
- 長いキャリア:F1から耐久レースへと転向し、40代以降もプロのドライバーとして活動。
4. 現在の活動
- レース解説やモータースポーツ関連のメディア出演。
- 若手育成やレーシングスクールでの指導。
- モータースポーツの普及活動にも積極的に取り組んでいる。
5. まとめ
中野信治はF1ドライバーとしての短いキャリアを経た後も、さまざまなカテゴリーで活躍を続けた日本人レーサーの一人です。F1では結果を残すのが難しい環境にありながらも、堅実な走りと技術力の高さを証明しました。その後も耐久レースでキャリアを重ね、今なおモータースポーツ界に貢献し続けています。
Ferrari F2003-GA
そして、期待のF1の登場です。
フェラーリの2003年モデルです。
岡山サーキットでも
ワタクシは、過去に岡山国際サーキットでのイベントで何度か見たことのある車体です。
何かのトラブルでイベント中にエンジンがかからずに、動かせなかった車体でもあります。
Ferrari F2003-GA の紹介とスペック・戦歴
1. 概要
Ferrari F2003-GA は、スクーデリア・フェラーリが2003年のF1世界選手権で使用したフォーミュラ1カーです。フェラーリのエンジンパートナーであるフィアットグループの会長、ジャンニ・アニェッリ(Gianni Agnelli)を称えて「GA」の名称が付けられました。前作F2002の成功を受け、さらなる進化を遂げたマシンであり、ミハエル・シューマッハとルーベンス・バリチェロの手によってタイトル争いを繰り広げました。
2. 主要スペック
シャシー
- シャシー構造:カーボンファイバー・モノコック
- サスペンション:前後ともダブルウィッシュボーン / プッシュロッド式トーションバー
- ギアボックス:7速セミオートマチック + リバース1速
エンジン
- 名称:フェラーリ Tipo 052
- 排気量:3.0L V型10気筒
- 最高出力:約900馬力
- 燃料:シェル製
- 潤滑油:シェル製
その他
- タイヤ:ブリヂストン
- 全長:約4,545mm
- 全幅:1,796mm
- 全高:959mm
- ホイールベース:3,050mm
- 車両重量:600kg(ドライバー含む最低重量)
3. 戦歴(2003年シーズン)
主な成績
- 参戦レース数:12戦(第5戦スペインGPから投入)
- 優勝回数:7回
- ポールポジション:5回
- ファステストラップ:5回
- コンストラクターズタイトル:優勝(フェラーリ)
- ドライバーズタイトル:優勝(ミハエル・シューマッハ)
主な勝利
- 第5戦 スペインGP(シューマッハ)
- 第6戦 オーストリアGP(シューマッハ)
- 第7戦 カナダGP(シューマッハ)
- 第10戦 イギリスGP(バリチェロ)
- 第12戦 ドイツGP(シューマッハ)
- 第14戦 イタリアGP(シューマッハ)
- 第16戦 アメリカGP(シューマッハ)
F2003-GA は速さと信頼性を兼ね備えたマシンでしたが、シーズン後半はマクラーレンやウィリアムズの追撃に苦しみました。それでもシューマッハは最終戦日本GPで6位に入り、僅差で6度目のワールドチャンピオンを獲得しました。
4. F2003-GAの評価と影響
F2003-GA はフェラーリ黄金時代の一翼を担った名車の一つです。F2002から進化したエアロダイナミクスやパフォーマンスの向上が図られましたが、ライバルの台頭により独走はできませんでした。それでも、シューマッハとバリチェロの活躍により、フェラーリはコンストラクターズタイトルを獲得し、F1におけるフェラーリの支配を維持することに成功しました。
F2003-GAの技術は、翌年の F2004 に受け継がれ、さらなる飛躍を遂げることになります。
観客の熱狂
市長や知事達が挨拶をするセレモニーがあって、F1が走るタイミングで規制線の位置が前になり、人が押し寄せてきて、ワタクシ達は後ろの方になってしまいました。
すごい人の勢いに前へ進む気がなくなりました。
熱気?殺気?
殺気立っていて、とても怖かった。
見えない 音だけ
実際に走っているところは、人影になってしまって殆ど見えませんでしたが、近い位置でエキゾーストは聞けたので満足です。
2009年にレッドブルのF1を見た時の方がエンジンの音の迫力も凄かったです。
スロー走行
別の場所で見ていた友人は、あまりの遅さとエキゾーストのショボさに文句を言っていました。
街中での走行だったし、F1のマシンを壊したらいけないから、ほんの少し吹かした位だったのだと思います。
スーパーカー
F1はちゃんと見れませんでしたが、今回の目玉の一つのスーパーカーのパレードでディーノを見られたのが良かったです。
最新のものとはデザインが全然違いますが、格好良いです。
Ferrari Dino(フェラーリ・ディーノ)紹介・スペック
1. 概要
フェラーリ・ディーノ(Dino)は、1960年代後半から1970年代にかけてフェラーリが生産したスポーツカーのシリーズです。ディーノの名前は、エンツォ・フェラーリの息子であり、若くして亡くなったアルフレード “ディーノ” フェラーリにちなんで付けられました。
ディーノは、フェラーリ初のV6エンジン搭載車であり、フェラーリのサブブランドとして展開されました。フェラーリの伝統的なV12エンジンとは異なるコンセプトを持ち、よりコンパクトで扱いやすいスポーツカーとして開発されました。
2. 主要モデルとスペック
フェラーリ・ディーノの最初の市販モデル。アルミボディと2.0L V6エンジンを搭載。
- エンジン:2.0L DOHC V6
- 最高出力:180馬力 / 8,000rpm
- トランスミッション:5速MT
- 駆動方式:MR(ミッドシップ・リア駆動)
- 車両重量:900kg
- 生産台数:152台
206 GTの改良版で、エンジン排気量を2.4Lに拡大。スチール製ボディを採用し、性能と耐久性を向上。
- エンジン:2.4L DOHC V6
- 最高出力:195馬力 / 7,600rpm
- トランスミッション:5速MT
- 駆動方式:MR(ミッドシップ・リア駆動)
- 車両重量:1,080kg
- 0-100km/h加速:約7秒
- 最高速度:235km/h
- 生産台数:3,569台(GT: 2,295台 / GTS: 1,274台)
GTはクーペモデル、GTSはタルガトップ仕様。
3. ディーノの特徴と魅力
1. フェラーリ初のV6エンジンモデル
ディーノのV6エンジンは、元々F1やスポーツカー用に開発された設計をベースにしており、軽量かつ高回転型の特性を持つ。後のフェラーリV6モデル(296 GTBなど)のルーツともいえる。
2. ミッドシップレイアウト採用
フェラーリとしては初めて市販車にMR(ミッドシップ・リア駆動)を採用。コーナリング性能に優れ、運動性能が高い。
3. ピニンファリーナによる美しいデザイン
ピニンファリーナが手掛けた流麗なボディラインが特徴。現在でも「最も美しいフェラーリの一つ」として評価されている。
4. 軽快なハンドリングとドライビングフィール
比較的コンパクトで軽量な車体により、非常に俊敏なハンドリングを実現。当時のスーパーカーの中でも扱いやすいモデルだった。
4. 日本市場での評価と影響
1. 1970年代のスーパーカーブームで人気に
日本では1970年代にスーパーカーブームが巻き起こり、ディーノは「スーパーカー少年」の憧れの存在となった。特に、フェラーリとしては比較的手が届きやすいモデルだったこともあり、人気が高かった。
2. コレクターズカーとしての価値
かつては「フェラーリではない」ブランドとして販売されたディーノだが、現在ではクラシックフェラーリとしての価値が確立されている。日本のクラシックカーマーケットでも高い人気を誇り、近年では数千万円の価格で取引されることも珍しくない。
3. 日本の公道でも扱いやすいサイズ
ディーノはコンパクトなボディサイズのため、日本の狭い道路や駐車環境でも比較的扱いやすく、実用性の面でも評価されている。
4. 後のV6フェラーリへの影響
ディーノのV6エンジンは、現在のフェラーリ296 GTB(V6ハイブリッド)にも受け継がれており、フェラーリの歴史において重要な役割を果たした。
5. まとめ
フェラーリ・ディーノは、フェラーリの歴史の中でも特別な存在であり、美しいデザインと高い運動性能を兼ね備えた名車です。日本市場では1970年代のスーパーカーブームで人気を博し、現在ではクラシックカーとして高く評価されています。コンパクトで扱いやすいスポーツカーとして、今なお世界中のコレクターやエンスージアストから愛され続けています。
寒かった
寒かったけど、大満足です。
V10・3000ccのエンジンサウンドに痺れたのではないでしょうか。
YouTubeで観ましたが凄い迫力ですね。
> tsun 様
以前の印象よりは抑えていていましたが、さすがF1のエンジンでした。
他の市販車フェラーリのエキゾーストが可愛く感じました。
> koni 様
現場もすごかったですよ!
これを公道レースで走らせる構想もあるらしいので、実際に20台ものF1が街中を全開で走ったらどうなるのでしょうね!