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【MTBカスタム考察】TREK MARLIN 7のクランク交換を妄想してみた

みぞお
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MTBのカスタムは、性能アップだけでなく「自分だけの1台」を作る楽しみでもあります。今回は、TREK MARLIN 7のクランク交換をテーマに、シマノ製コンポーネントのグレードや互換性を踏まえた妄想カスタムを展開してみます。

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現在の仕様と交換を考えた理由

MARLIN 7に搭載されているのは、SHIMANO AltusグレードのFC-M371相当。3×9速(48/36/26T)構成で、BBはスクエアテーパータイプ。街乗りや軽いトレイルには十分ですが、掃除のしやすさや剛性アップを求めて、ホローテックⅡクランクへの交換を検討中です。

[TREK MARLIN7 2015]MTBを買いました
[TREK MARLIN7 2015]MTBを買いました

シマノ製MTBコンポーネントのグレード構成

シマノのMTB用コンポーネントは、上位から以下のようにグレードが分かれています:

  • XTR(M9100):レース向け最上位グレード(12速)
  • DEORE XT(M8100)
  • SLX(M7100)
  • DEORE(M6100/M5100/M4100)
  • ALIVIO(M3100)
  • ACERA(M3000)
  • ALTUS(M2000)
  • TOURNEY(TX800など)

MARLIN 7のFC-M371は、旧ALTUS相当のエントリーグレード。このままでは上位グレードのクランクと互換性がありません。

シマノ製MTBコンポーネントのグレード構成と価格比較

グレード対応速数特徴クランク価格帯(目安)備考
XTR M910012速最上位・レース向け¥40,000〜軽量・高剛性
DEORE XT M810012速上級者向け¥25,000〜高耐久・高精度
SLX M710012速中上級向け¥18,000〜コスパ◎
DEORE M610012速中級向け¥13,000〜1×12対応
DEORE M510011速中級向け¥11,000〜1×11対応
DEORE M410010速初中級向け¥9,000〜2×10対応
ALIVIO M31009速エントリー向け¥7,000〜2×9対応
ACERA M30009速エントリー向け¥6,000〜3×9対応
ALTUS M20009速エントリー向け¥5,000〜3×9対応

※価格は参考値です。BBやチェーンリングは別売の場合あり。

ドライブトレインの組み合わせと選択肢

現在の3×9速構成を維持するなら、ALIVIO FC-M4060(ホローテックⅡ対応)が最適解。9速対応で、BBとセットでも1万円前後とコスパ良好です。

ただし、DEORE以上のグレード(10〜12速)に手を出すと、リアディレイラーやシフター、スプロケットも交換が必要になります。たとえば:

  • DEORE M4100(10速):2×10または1×10構成
  • DEORE M5100(11速):1×11または2×11構成
  • DEORE M6100(12速):1×12構成、マイクロスプライン対応

使用可能なコンポーネントと互換性の注意点

  • ホローテックⅡクランクを使うには、対応するホローテックⅡBB(例:SM-BB52)が必要。
  • 9速用のシフター・ディレイラー・チェーンと互換性のあるクランクを選ぶ必要があります。
  • CUESシリーズ(LINKGLIDE)は従来のHYPERGLIDE系と互換性がないため、混在は不可。

1x化(フロントシングル化)のメリット・デメリット

フロントシングルに変更する場合、当たり前ですがメリット・デメリットもあります

メリット:

  • 軽量化(フロントディレイラー・シフター不要)
  • チェーントラブルが減る(チェーン落ちしにくい)
  • 見た目がスッキリ、整備性も向上
  • シンプルな操作性(変速ミスが減る)

デメリット:

  • ギア比の選択肢が減る(特に高速域・登坂で不満が出ることも)
  • スプロケットのワイド化が必要(11-51Tなど)
  • チェーンリングの歯数選定がシビア(用途に応じた最適化が必要)

結論:現実的なアップグレードはALIVIO止まり?

コストと互換性を考えると、FC-M4060+SM-BB52の組み合わせが現実的。
ただし、将来的に1×11や1×12へ移行するなら、DEORE M5100やM6100系へのフル換装も視野に入れておくと、妄想がさらに広がります。

まとめ

TREK MARLIN 7は完成車のままでも充分楽しめますが、パーツの“ちょい足し”や交換だけで世界が変わるのがMTBカスタムの面白さ。本シリーズでは、クランク・ブレーキ・タイヤ・ポジション周りなど、具体的なカスタム案を妄想しながら深掘りしてきました。

クランク交換編 – 駆動系を底上げせよ

  • 交換メリット:剛性UP・掃除しやすい・見た目もスッキリ
  • 現実的選択肢:ALIVIO FC-M4060+SM-BB52(9速維持)
  • 上位移行案:DEORE系で1×11 or 1×12構成も可能
  • 比較表掲載:シマノ各グレード別の価格・性能

妄想こそ最強のアップグレード!

カスタムは一気にやる必要はありません。「ここが少し気になる」→「ちょっと変えてみる」→「めっちゃ快適!」
この“気づきと変化の連鎖”こそが、愛車との距離を縮めてくれます。

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おっさんサイクリスト
自転車趣味歴だけは長いサイクリスト。レースは観戦するもので、自転車旅を楽しんでいます。西日本を中心に活動しています。
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