【OSMO ACTION × GPS】走行ログが狂う?実走テストで検証してみた

近年、アクションカメラやGPSサイクルコンピュータなど、サイクリング中に使う電子機器が増えてきましたよね。でも、便利な反面、無線干渉などの“見えないトラブル”が起きることも…。
今回は、OSMO ACTIONとBryton Rider310の組み合わせで、GPSログに影響が出るかどうかを実走で検証してきました。
先日のトラブル:SONY HDR-AS15ではGPS障害が発生
以前、SONY HDR-AS15のWi-Fiを有効にした状態でライドした際に、Bryton Rider310がGPSログを記録していないことが発覚。
原因は、カメラのWi-Fiが干渉していたこと。起動中は、GPSの位置情報がまったく取れていませんでした…。

OSMO ACTIONで同じ症状が出るのか?テスト開始
今回は、OSMO ACTIONを使って同じ現象が起きるかを検証。カメラとGPSデバイスをハンドル周りに密着させるようにマウントしてテストを行いました。
向かった先は、いつもの牛滝山方面。
一見ログは取れてる…が、速度表示に異変?
走行中、ログは取れているように見えたのですが、表示される走行速度がやたらおかしい…。
「これは何かあるぞ」と思いつつ、途中で雨が降り出したため、一旦山から下山することに。
雨が止んだのでりんくう方面へランチライド
山から離れると雨は止み、せっかくなので、ランチを求めてりんくう方面へ。
お魚食堂こたや
人気のお店だけあって大行列。今回は残念ながら断念。

揚げおかき 福福や
代わりに立ち寄ったお店でアイスをゲット!
まだまだ暑い9月、冷たいスイーツが最高でした。

検証結果:OSMO ACTIONでも干渉アリ
帰宅後にBrytonのログを確認してみると…
- ログ自体は記録されている
- しかし、速度や距離の数値が明らかにおかしい
- まさに、AS15と同様の症状
どうやら、OSMO ACTIONでもWi-Fi信号がGPSに干渉しているようです。
結論:カメラのWi-Fiは切るべき
今回の検証で分かったのは、「Bryton Rider310 × アクションカメラ」の組み合わせでは、
- Wi-Fi干渉でログが狂う可能性あり
- 特に、デバイスを密着して設置している場合は要注意
走行データを正確に記録したいなら、カメラのWi-Fiはオフにするか、物理的に距離を取る必要がありそうです。
便利の裏にある落とし穴
気づけば、サイクリング時に持ち出す電子機器が増えてきました。カメラ、サイコン、ライト、スマホ…。
それぞれが無線通信している現代では、思わぬところで干渉トラブルが起こることも。
今回のようなトラブルを避けるためにも、機材の配置や設定の見直しは重要だと感じた検証ライドでした。