バーレーン・ヴィクトリアス、2027年の新バイクは「ファクター」。ビアンキからわずか1年でスイッチ

みぞお
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UCIワールドチームの「バーレーン・ヴィクトリアス」が、2027年シーズンからイギリスのバイクブランド「Factor(ファクター)」を機材スポンサーとして迎えることを発表しました。

同チームは2026年シーズンに長年連れ添ったメリダからビアンキへと乗り換えたばかりでしたが、わずか1年での機材変更となり、過去3年間で3社目のバイクメーカーと契約を結ぶ異例の展開となっています。

本記事では、海外自転車メディア『Cyclingnews』の報道をもとに、男子ワールドツアーの最前線に復帰するファクターの思惑や、チームが来季実践投入するとみられる新型エアロロード「Factor One」などの注目モデルについて客観的に解説します。

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バーレーン・ヴィクトリアス、2027年からファクターのバイクを使用

バーレーン・ヴィクトリアスが、2027年シーズンから「ファクター(Factor)」のバイクを使用することが発表された。ビアンキのバイクに乗ったのは2026年のわずか1シーズンで、3年連続での機材スポンサー変更となる。ファクターにとっては、男子ワールドツアーの舞台への復帰となる。

この記事のポイント
  • バーレーン・ヴィクトリアスは、2026年のビアンキから、2027年はファクターに変更。契約期間は「2027年から」とだけ発表され、年数は非公表
  • それ以前はメリダを9年間使用し、そのうち3シーズンはメリダが共同タイトルスポンサーを務めていた
  • ファクターは、2025年シーズン末でイスラエル・プレミアテックとの関係を解消しており、男子ワールドツアーに復帰する形になる
  • ファクターは創業から10年。新型エアロロード「Factor One」が、バーレーンの主力バイクになる可能性が高い
  • ビアンキ1年目の勝利数は9勝。コロナ禍の2020年以来、最も少ない数字だった

3年で3社目 ― 機材スポンサーの変遷

バーレーン・ヴィクトリアスの機材スポンサー
  • メリダ:9年間使用。うち3シーズンは、共同タイトルスポンサーも務めた
  • ビアンキ:2026年シーズンのみの1年間
  • ファクター:2027年シーズンから(契約期間は非公表)

なお、メリダは最近、スーダル・セーフティジョガーとAGインシュランス・スーダルの新しいバイクパートナーに決まったことが発表されている。

ファクターの復帰 ― 男子ワールドツアーへ

ファクターは、2025年シーズンの終わりに、当時のイスラエル・プレミアテックとの関係を解消していた。そのため、男子ワールドツアーからは短期間離れていたことになる。

とはいえ、男子のプロトンでの存在感は保っていた。アメリカのプロチーム「モダン・アドベンチャー」がファクターのバイクを使用しており、2027年にはファクターがタイトルスポンサーを務める。また、女子ワールドツアーのヒューマン・パワード・ヘルスは2024年からファクターを使用しており、このパートナーシップは来シーズンも続く。

バーレーンが使うバイクは? ― 3つのモデルに注目

ファクターは創業から10年のブランドで、最近、新型エアロロード「Factor One」を発表したばかりだ。このFactor Oneが、バーレーンの主力バイクとして使われる可能性が高いと元記事は伝えている。

使用が見込まれるモデル
  • Factor One:新型エアロロード。バーレーンの主力バイクになる可能性が高い
  • Factor Ostro VAM:ヒルクライム向けバイク
  • Factor One SP:タイムトライアル用
  • Factor Monza:モダン・アドベンチャーが今年のパリ〜ルーベで使用した例にならうなら、同レースで選ばれる可能性もある

チームとブランドのコメント

バーレーン・ヴィクトリアスのミラン・エルジェン代表は、「パフォーマンスへの姿勢と、最高を目指す野心を共有する、素晴らしいパートナーをファクターに見つけた」と述べている。同代表は、ファクターが自転車の分野で絶えず革新を続け、性能に強いこだわりを持っている点を評価。ファクターの技術力と、選手やパフォーマンスチームの知見・フィードバックを組み合わせることで、パフォーマンスの限界を押し広げられると考えている、と話している。

ファクターの創業者ロブ・ギテリスも、今回のパートナーシップを歓迎している。「私たちは常に、スポーツの最高峰で戦うことが自分たちの根幹だと信じてきた。そこはアイデアが試され、エンジニアリングが検証される場所だ」とコメント。単にプロチームへバイクを供給するだけでなく、ともに革新を目指し、最高のライバルと競い合う機会だと捉えているという。

ビアンキ1年目の成績

バーレーンのビアンキとの1年間の提携で、チームが挙げた勝利は9勝にとどまった。これは、コロナ禍の影響を受けた2020年シーズン以来、最も少ない勝利数だ。マテイ・モホリッチ、レニー・マルティネスらは、新しいファクターのバイクで、より多くの勝利を挙げることを期待していることだろう。

考察 ― ワールドツアーチームのバイク変更が示すもの

プロチームの機材変更は、各ブランドが今どの種類のバイクに力を入れているかを知る手がかりになる。ファクターの場合、元記事が挙げるように、新型エアロロードのOne、ヒルクライム向けのOstro VAM、TT用のOne SPと、用途別のバイクをそろえている。また、モダン・アドベンチャーの例のように、パリ〜ルーベのような過酷なクラシックレースに、あえて別のモデルを選ぶ選択肢もある。

日本のサイクリストにとっても、プロ選手が実際に使うバイクがどのモデルで、どのような用途で選ばれているのかは、次のロードバイクを選ぶ際の参考になる。エアロ性能を重視するのか、登坂重視の軽量モデルにするのかを考える際、トップチームの使い分けは一つのヒントになるだろう。

まとめ

2027年に向けて、ワールドツアーのバイク勢力図は各所で動いている。バーレーン・ヴィクトリアスは、わずか1年でビアンキからファクターへと舵を切り、ファクターは男子ワールドツアーに戻ってきた。来季、新しい機材の下でバーレーンがどのような走りを見せるのか、注目したい。

出典
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おっさんサイクリスト
関西在住の自転車DIY愛好家。 「自転車組立はプラモデルみたいで面白そう」という直感をきっかけに、ロードバイクの世界へ。 現在は、自転車の組立(バラ完)・メンテナンス情報のほか、10年以上続くフェリー輪行旅の記録、さらに家電修理などのライフハックも発信中。 「自分の手で直して楽しむ」をモットーに、初心者でも真似できる等身大のDIY記録を綴っています。
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