低グレードからの脱却!テクトロ→DEOREで実現する“快適10速化”カスタム記録

「そろそろ変速まわりを一新したい」
そんな思いから始まった、テクトロ&Altus構成のMTBをDEOREベースの10速仕様にアップグレードするプロジェクト。
今回は、ヤフオクや通販を駆使してパーツを集めながら、コスパ重視で10速化を実現した記録です。
使用したのは、SL-M780-B-Iシフター&ブレーキレバー、BR-M785ブレーキキャリパー、FC-M620クランクなど、
DEORE〜SLXグレードを中心に構成された“実用重視”のミックス仕様。
チェーンやスプロケットも10速用に変更し、街乗りからツーリングまで対応できる快適仕様に仕上げました。
🛠️ この記事でわかること
- テクトロ&Altus構成からDEOREベース10速化するためのパーツ構成
- ヤフオクや通販でのパーツ調達のコツと注意点
- シフター・ブレーキ・クランク交換時の作業ポイント
- ブリーディング作業でつまずいた“あるある”と対処法
- 実際に乗って感じた“変速のキレ”と“制動力の違い”
コンポーネントのグレードアップ
先日、クランクを10速用(FC-M620)に交換したので、他のコンポーネントも10速化することにしました。
10速化
ブレーキとクランクを交換するだけのつもりが、総入替になりました。
MTBは重い
作業台に乗せても、前が重すぎてバランスが悪いです。
約3kgあるフロントフォークも交換したいな。
ブレーキ交換
テクトロのブレーキ(M290)とAltus (M370)のレバーを交換です。
Altus (M370)
テクトロ(M290)
DEORE XTへアップグレード
一つ前のXTのブレーキとシフターに交換しました。
シフター&ブレーキレバー(SL-M780-B-I)、ブレーキキャリパー(BR-M785)になりました。
見た目が強そうになりました。
FD交換
フロントディレイラーは、Altus(9速トリプル)からSLX(FD-M670A)に変更です。
40Tは希少?
フロントのチェーンリングが40Tなので、対応しているパーツが少ないことにビックリしました。
ちゃんと動きますよ。
リアディレイラー交換
リアディレイラーも、Altus(9速)からSLX(RD-M7000-10-SGS)に変更しました。
シャドータイプ
シャドータイプになるので、スッキリしますね。
チェーン・スプロケット交換
あとは、チェーンを10速用(シマノではなく、INTREPID1012 10S)、スプロケットも10速用(CS-HG50-10 11-36T)に変更しました。
グレードはバラバラ
ヤフオクなどを利用して、出来るだけ安くパーツを集めた関係で、中古品や新品、型番がバラバラですが、問題なく動作しそうです。
次はブリーディング
ここで作業をミスってしまい、ブレーキのブリーディングをしないといけなくなったので、ここで作業は終了です。
10速化で感じた、“操作感の進化”と“カスタムの面白さ”
シフターとブレーキの一体型で“操作が直感的に”
SL-M780-B-Iはシフターとブレーキが一体型なので、ハンドルまわりがスッキリ。
変速のクリック感も明確で、「ちゃんと変速してる感」が気持ちいい仕様に。
クランク交換で“踏み心地”が変わる
FC-M620は剛性が高く、踏み込んだ力がしっかり伝わる感覚。
「クランクってこんなに違うのか」と実感できるポイントでした。
ブリーディングは“失敗して学ぶ”工程
作業中にブレーキラインにエアを噛ませてしまい、急遽ブリーディング作業へ。
結果的に、油圧ブレーキの仕組みを理解する良い機会になりました。