直付けFDを活かすならこれ!レストア派必携“取り付けバンド”の選び方と注意点

「余ってる直付けFD、使いたいけどフレームに台座がない…」
そんなときに活躍するのが、フロントディレイラー取り付けバンド。
現代のカーボンフレームでは直付けが主流ですが、クロモリやアルミの旧車をレストアするなら“バンド式”の知識は必須です。
この記事では、シマノ製の取り付けバンド(SM-ADシリーズ)を中心に、バンド径の選び方や組み合わせパターン、注意点をまとめました。
「どの径を選べばいい?」「28.6mmのフレームに直付けFDを付けたいけど…」といった疑問に、実際の使用例を交えて解説します。
🛠️ この記事でわかること
- フロントディレイラー取り付けバンドの基本構造と役割
- シマノ純正バンド(SM-AD11/SM-AD15)の対応径と使い分け
- 28.6mm/31.8mm/34.9mmのバンド径とフレームの関係
- アダプターやシムを使った“応用的な取り付け方法”
- レストア時にありがちな“サイズ違い”トラブルの回避策
レストアには必要になる部品
フロントディレイラーバンド
現在のカーボンフレームは、FD直付けが当たり前ですが、少し前までバンド式が当たり前でした
自分用メモ
余っているパーツの直付けFDを使うために必要な取り付けバンドのメモ。
バンド径は3種類
シマノの取扱では、3種類あるようです。
ある程度の規格はあるらしい
34.9mm/31.8mm/28.6mmが規格としてあるようです。
組み合わせパターン
これに当てはまるのが、以下の組み合わせになるようです。
φ34.9mm
φ34.9mmは、SM-AD15 を取り付ければよいようです。
φ31.8mm
φ31.8mmはSM-AD11を取り付ければいいようです。
φ28.6mm
φ28.6mmは、SM-AD11に取付バンドアダプターと取り付けて使うようです。
注意
上記に当てはまらない場合は、自分でシムを用意して対応するしかない
“合わない”を“使える”に変える——取り付けバンドの工夫と発見
バンド径は“3種類”だけど、実際はもっと複雑
シマノのバンド径は基本的に28.6mm/31.8mm/34.9mmの3種類。
でも、フレーム側の塗装厚や個体差、FDの形状によって“入らない・緩い”が普通に起こるのが現実です。
28.6mmフレームに直付けFDを付けたいときは?
この場合、31.8mm用のSM-AD11にアダプターをかませて使うのが定番。
ただし、アダプターの厚みや固定力に注意が必要で、シムを自作するケースもあるようです。
“余ってるFDを活かす”ための知識と工夫
レストアでは「あるものを活かす」ことが多いからこそ、こうした取り付けバンドの知識が武器になる。
「このバンドがあれば、あのFDが使える」——そんな発見が、レストアの楽しさをさらに広げてくれます。
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