【DIY】SCOTT AFD SPORTのリプレイスエンド(ディレイラーハンガー)交換方法|変速不良の解消に!

「急に変速の調子が悪くなった…」
「ディレイラーがフレームとズレてる気がする」
そんな時、見落としがちなのが「リプレイスエンド(ディレイラーハンガー)」の歪みです。
この記事では、SCOTT AFD SPORTのリプレイスエンド交換をDIYで行う手順を詳しく解説します。実際に交換して変速がスムーズに戻った事例も紹介していますので、初心者の方も参考にしてください。
リプレイスエンド(ディレイラーハンガー)とは?
リプレイスエンドとは、リアディレイラーとフレームをつなぐアルミ製のパーツ。
転倒や衝撃からフレームを守る“安全装置”のような存在で、曲がったり歪んだりしやすい部品です。
特に軽量フレーム(アルミ・カーボン)では、エンドが曲がることでフレームの損傷を防ぐ設計になっています。
こんな症状が出たら要注意!
- 変速がうまく決まらない
- チェーンがカリカリ音を立てる
- ディレイラーが少し内側に傾いて見える
- 自転車を倒した後から調子が悪い
これらの症状は、リプレイスエンドの歪みが原因のことが多いです。
外見ではわかりにくくても、変速不良を感じたら一度点検してみましょう。
SCOTT AFD SPORT|リプレイスエンド交換手順
必要な工具:
- 六角レンチ(5mm)
- 新品のリプレイスエンド(SCOTT純正 or 互換品)
- プラスドライバー(場合によって)
- 軍手・ウエス
① ホイールを外す
後輪ホイールを取り外します。
ディレイラーにテンションがかかっていない状態にしておきましょう。
② ディレイラーを取り外す
5mmの六角レンチで、リアディレイラーをリプレイスエンドから外します。
③ リプレイスエンドを取り外す
エンドを固定しているネジを外し、歪んだリプレイスエンドを取り外します。

④ 新しいエンドを取り付ける
互換エンドまたは純正エンドを取り付け、しっかり固定します。
ネジの締めすぎに注意してください(トルク管理できればベスト)。
⑤ ディレイラーを元に戻す
ディレイラーを取り付け直し、ホイールを戻します。
⑥ 変速の動作チェック
リアシフターで一段ずつ変速し、スムーズに動くか確認しましょう。
必要があれば、ディレイラーの調整ネジで微調整してください。

修理前後の違い(体験談)
筆者のSCOTT AFD SPORTでは、軽く倒しただけでリプレイスエンドが微妙に曲がっていたようで、
- 修理前:変速が特定の段でガチャガチャ音がして決まりにくい
- 修理後:1段ずつスムーズに動くように復活!
「何をやっても直らない変速不良」が、エンド交換だけで一発解決しました。
互換エンドと純正エンド、どっちがいい?
- 純正エンド(SCOTT専用):安心感あり。ただし価格は高め。
- 互換エンド(Amazon等):コスパ重視。ただし適合には注意。
型番が合っていれば、互換エンドでもしっかり機能します。
ショップで事前に相談するか、使用しているフレームの型番で検索して購入しましょう。
交換頻度と予備のおすすめ
リプレイスエンドは「一度曲がったら交換」が原則です。
輪行や立てかけた時の軽い衝撃でも歪むことがあるため、予備を1つ常備しておくと安心。

ディレイラーハンガー交換は頻繁
ロードバイクを趣味にしていると、意外と交換する回数が多い


