友人のエドワード(GIANT FCR2)を分解してみた
GIANT FCR2
友人のFCR2はエドワードと言う愛称がついているらしい。
メンテナンス
部品を交換するので、クランクを外してみた。
チェーンを外す
チェーンカッターで、錆びたチェーンを切ってみた。
トラブル発生
ここで、最悪な情報が飛び込んできた。
ネジのゆるみ
クランクのネジを外そうとしたら、全くテンションがかかっていない。
ぐらぐらの原因これじゃね?
何度も整備で自転車屋に見てもらっているはずなのに、見てもらえてないってことなのかな?
不審が募る。
クランクを外す
コッタレス抜きを使って、クランクを外す。
これもあっさり外れた。
古くなっていたら外れにくいはずだけど、テンションかかってないから、外れて当然ですよね。
固着あり
反対側は、かなり固着していたから外すのにそれなりに力が必要でした。不審が募る。
バイオハザード
クランクをはずしてみたら、グリスがバイオハザード状態でした。左右でグリスの種類が明らかに違っていました。
色も臭いも別物なのはなんでだろう?不審が募る。
BB軸のゆがみ
ぐらぐらのまま余計な力がかかって、主軸が曲がっているのを確認。友人はかなりの健脚だから多分中も歪んでいるのでしょう。
BB取り外し
BBを外してみた。
テクニック
最近顔をよく出す自転車屋の店長さんが親切に説明してくれた時に教えてもらったテクニック
- シマノのBB抜きはよくネジをなめてしまう
- ネジを痛めると二度と外れなくなる
- 適当なワッシャーを使って押さえをしてから回した方がいい
助言道理にしたら、ネジがなめることなく綺麗に外れました。
クランクが外れない理由
チェーンリング側から外そうとして外れないって無駄なことをしていたのは、完全に馬鹿です。
外れたBBを見て、グリスが全くついていていない。
適当?
これってもしかして、メーカーが送ってきたほぼ完成状態をそのまま納品したってこと?
まあ、価格が安いから仕方ないかもしれないけど、こいつを買った店は、ママチャリお断りのプロショップで店長さんが雑誌にも名前と顔入りで出している店なのにね。
RD取り外し
あとは、ワイヤーを外して錆を落とすためにリアディレイラーを外してみた。
作業終了
ハンドルも外され、次のステップの洗浄されるのを待つエドワードの姿。
後日作業
次の休みにワイヤーとブレーキシューを買ってこないといつまでもこのままにしていると、友人に「自分でやるから専用工具を貸せ」と言われかねないので、がんばります。
質の良い工具
友人はこういうメンテナンス等の作業が得意です。なにげに質の良い工具を揃えてますしね。