【Crankbrothersペダルメンテナンス】EGGBEATER 3を自分でグリスアップ!簡単オーバーホールで回転性能を復活させよう

「ペダルって、メンテナンスが必要なの?」
そんな疑問を持ちながらも、2年以上使い続けてきたCrankbrothersのEGGBEATER 3ペダルを初めてグリスアップしてみました。
今回は、専用工具不要・作業時間30分以内でできる“簡単オーバーホール”の手順と、
実際に分解してみてわかった内部の状態、
そしてグリスアップ後の回転性能の変化までを記録したメンテナンスレポートです。
EGGBEATERシリーズは、シンプルな構造と軽量性が魅力のビンディングペダル。
その反面、定期的なグリスアップを怠ると、回転が重くなったり異音が出たりすることも。
「競技に使ってないし、問題ないやろ」と思っていた筆者も、
実際に分解してみて“グリスの劣化”と“シャフトの汚れ”に驚きました。
この記事でわかること
- Crankbrothers EGGBEATER 3のグリスアップ手順と必要工具
- ペダル内部の構造とシャフトの状態
- 古いグリスの除去と新しいグリスの塗布方法
- メンテナンス後の回転性能とフィーリングの変化
- 定期的なペダルメンテナンスの重要性とタイミング
ペダルもメンテナンス
グリスアップ=オーバーホール
購入してから、特にトラブルを感じることのないクランクブラザーズのエッグビーター(ペダル)のグリスアップをしてみることにしました。
ネットを読むと1年に1回のグリスアップは必要だそうです。
ノートラブル・ノーストレス
しかし、競技に使わないワタクシにはノートラブルのノーストレスなのです。
作業開始
工具
必要は工具は、マイナスドライバー(大きなものが良い)、8mmボルトレンチ、グリス、ウエスだけです。
構造がシンプルなのが製品の売りなので、分解する工具も少ないです。
側面キャップを外す
まずは、側面のキャップをマイナスドライバーで外します。
この時に、固く締まっている場合があるので、大きなドライバーの方が、傷が入らないと思います。
適正サイズに気を付けよう
ワタクシは傷が入りました。
本体を外す
マイナスドライバーでキャップを外したら、8mmのボルトレンチで、本体をシャフトから外します。
予想以上で、簡単に外れます。
シャフトを綺麗にする
本体を外すとシャフトのみになります。
2年位使い続けているので、グリスが汚れていますね。
グリスを綺麗にする
古いグリスを拭き取って、新しいグリスを塗ったら、逆の手順で戻すだけです。
逆の手順で戻す
逆側も同じ手順です。
メンテナンス終了
以上で、エッグビーターのグリスアップ(メンテナンス)終了です。
簡単です
他の部品のメンテナンスよりも簡単でした。
【まとめ】“ノートラブルでも油断禁物”——ペダルメンテナンスで得られる安心と快適さ
今回のグリスアップで感じたのは、「問題が起きていなくても、定期的なメンテナンスは必要」ということ。
シャフトの汚れやグリスの劣化は、見えないところで確実に進行しており、
放置すれば回転抵抗や異音の原因になりかねません。
Crankbrothersのペダルは構造がシンプルなので、マイナスドライバーと8mmレンチがあれば誰でも分解・清掃・再組立が可能。
「ペダルの回転が重い」「異音がする」「なんとなく気になる」
そんなときは、ぜひ一度グリスアップに挑戦してみてください。
“回転が軽くなるだけで、ペダリングがこんなに気持ちよくなる”——
そんな小さな変化が、ライド全体の快適さを底上げしてくれます。