見えない“弱点”を見逃すな!DAHON ROUTEのチューブ&リムテープ交換で安心を手に入れる

普段は気にすることのない、タイヤの内側。
でも、そこにこそ“パンクの原因”が潜んでいるかもしれません。
今回は、折りたたみ自転車「DAHON ROUTE(みかん号)」のチューブとリムテープを交換した記録です。
ネットでも評判の悪かった純正リムテープ。
実際に開けてみると、まさかの“チューブ素材の再利用品”が使われていて驚愕……。
「これは出先でパンクしてたら絶望してたかも」と思うほどの状態でした。
そこで今回は、信頼できるパーツを選び、バルブも仏式に変更。
見えない部分だからこそ、しっかり整備しておきたい——そんな気づきをくれた作業でした。
この記事でわかること
- DAHON ROUTEの純正リムテープの“実態”
- チューブとリムテープの選び方と交換のポイント
- 仏式バルブへの変更で得られるメリット
- 軽量化と安心感、どちらも手に入れるメンテナンスの価値
評判の悪かった部分を改善しました
愛車「みかん号」の中で気になっていた箇所を、少しずつ改善していくことにしました。
特に評判の悪かった部分を中心に見直しています。

リムテープとチューブ交換
タイヤのチューブを交換しました。
あわせてバルブは英国式から仏国式に変更。
評判の悪かった純正リムテープも、安心できる社外品に交換しました。
折りたたんだまま収納しています
保管スペースの都合上、「みかん号」は輪行(折りたたみ)した状態で収納しています。
日常的に使う際にも、この形が一番都合がよさそうです。

空気入れは仏式バルブ対応
一緒に使う相方が使いやすいようにと購入した空気入れが、仏式(フランス式)バルブ専用のため、英式や米式にはやや使いづらさがあります。
ロードバイクに多く採用されている仏式で統一したほうが、管理もスムーズになりそうです。


作業はこっそりと|相手に気づかれないうちに交換
前日に購入しておいたシュワルベ製チューブと対応リムテープを使い、相方さんが家の用事をしている間に、こっそり作業を進める予定です。

タイヤ交換は手慣れたものに
ここ最近、チューブの入れ替えやタイヤ交換を何度も行っているので、すっかり慣れてきました。自分でも驚くほどスムーズに作業が進められるようになっています。
チューブとリムテープの交換作業
購入しておいた新しいチューブとリムテープに、交換を行いました。
トルク管理はされていたのか?
もともと取り付けられていたチューブ固定用のネジが、かなり強く締め付けられていて驚きました。
しっかり固定されているのは安心ですが、やや“力任せ”な印象も…。
締め付けトルクは適切だったのか、少し気になるところです。

これは正しい使い方なのか…?
チューブを外してみたところ、さらに驚きの発見がありました。
どう見ても“チューブの再利用”
なんとリムテープが、まるでチューブの一部を切って流用したようなゴム素材でできていました。事前にネットで見ていた情報では、透明の薄い専用テープが使われているはずだったのですが…。
伸びて変形、そしてニップルが飛び出ている
ニップルの出っ張りがそのままゴムに押し付けられた形で、すでに変形していました。これはパンクの原因になる可能性が高く、正直、安全面でかなり不安が残ります。

もし出先でパンクして、この状態を目にしたら…かなりショックを受けたと思います。
事前に知っていたので驚きは少なかった
今回のリムテープの状態については、事前に悪い評判を聞いていたため、正直驚きはあまりありませんでした。
むしろ賞賛したい点も
交換用の部品を用意していたので問題ありませんが、ここまで徹底したコストカットをしている点には、ある意味感心もしています。
新しいリムテープの取り付け
新しいリムテープを丁寧に装着し、タイヤとチューブを入れ替えました。

これで交換作業は無事に完了です。


交換後の確認
チューブ交換後、相方さんに確認してもらったところ、透明のバルブキャップがお気に入りの様子でした。
細かい部分ですが、喜んでもらえて良かったです。

微量な軽量化
わずかに軽量化ができましたが、実際に乗って感じられるほどの差ではありませんでした。
小さなパーツが、大きな安心につながる
リムテープは“消耗品”と割り切るべし
見た目ではわかりにくいリムテープの劣化。
でも、ニップルの角が浮き出ていたり、素材が伸びていたりすると、チューブを内側から傷つけてパンクの原因に。
今回は事前に情報を得ていたからこそ、冷静に対処できました。
仏式バルブで空気管理もスマートに
相方さんの空気入れが仏式専用だったこともあり、英式から仏式にバルブを変更。
空気圧の管理がしやすくなり、見た目もすっきり。
バルブキャップの透明感も、ちょっとした満足ポイントです。
軽量化は“体感”より“安心感”
今回の交換でわずかに軽量化も実現。
走りに劇的な変化はないものの、「これでしばらく安心して乗れる」という気持ちの軽さが何よりの成果でした。
目指せ10㎏台!
みかん号の最終的な目標は12キロから10キロ台への軽量化です。
ワイズロードの自転車・パーツ・サイクルウェア通販サイト
すごいですねえ、廃チューブでリムテープの代わりにするなんて。
弄り甲斐のある自転車です。かなり軽量化できることでしょう。
え?2kgもダイエットできるんですか!
今後が楽しみです。
すごいアイデアでそれを実践されるとことがこれまたすごいですね。
2キロの軽量化は大きいですね。
> moumou様
企業のコストカットの凄さに驚きました。
最近のスポーツバイクは、目立つ部品以外は結構安いものを使ってますからね。
> こーじ様
あくまで目標です。
タイヤだけでも軽いものに変えると600g以上軽くなるとの記事を見つけたので、タイヤとチューブとホイール、スプロケット交換で1キロ以上は軽くなると想像しています。
それで10キロ台です。
> tac-phen様
ダホンのルートは、日本限定の元々小さめのフレームですので、いけるかなと思っています。
ネットで研究している人のアイデアいいとこ取りを考えています。