【MTBカスタム考察】オンロード快適化!TREK MARLIN 7のタイヤ&ホイール交換を妄想してみた

MTBの魅力はオフロードだけじゃない!
今回は、TREK MARLIN 7をオンロードでも快適に走れる仕様にするための「タイヤ&ホイール交換」について妄想してみました。
現在の仕様と気になるポイント
MARLIN 7には29×2.20インチのブロックタイヤが標準装備。
トレイルでは頼もしい存在ですが、オンロードでは「重い・うるさい・転がらない」の三重苦…。
通勤や街乗りメインなら、スリックタイヤ+軽量ホイールへの交換で劇的に快適になります。
オンロード向けおすすめタイヤ
メーカー | モデル | サイズ | 特徴 | 価格帯 |
---|---|---|---|---|
TIOGA | FS100 | 29×2.10 | スリックパターンで転がり軽快 | 約4,800円 |
SCHWALBE | Big Apple | 29×2.00 | エアボリュームで乗り心地◎ | 約5,500円 |
PANARACER | GravelKing SK | 700×50C | グラベル兼用、舗装路も快適 | 約6,000円 |
※29インチ=700C互換のため、700×50C前後のタイヤも装着可能です(リム幅とクリアランス要確認)。
タイヤ交換だけじゃもったいない?ホイールも視野に!
タイヤを変えるなら、ホイールも軽量なものに交換すると効果倍増。
特に、回転体の軽量化は体感しやすく、加速や登坂がグッと楽になります。
ホイールグレード提案
MTB用ホイールのグレードと価格帯(29インチ・ディスクブレーキ対応)
グレード | モデル例 | 重量(前後) | 価格帯 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
エントリー | SHIMANO MT500 | 約2,100g | 約15,000円 | コスパ◎ |
ミドル | DT SWISS M1900 | 約1,950g | 約30,000円 | チューブレス対応 |
ハイエンド | MAVIC Crossmax XL | 約1,750g | 約60,000円〜 | 軽量・高剛性 |
※MARLIN 7はクイックリリース(QR)+6ボルトローター仕様のため、互換性に注意が必要です。
タイヤ&ホイール交換のメリットまとめ
メリット
- 転がり抵抗が減り、スピードアップ
- 静かで快適な走行感
- 軽量化による加速・登坂性能の向上
- 見た目もスマートに!
注意点
- タイヤ幅が細くなると、段差や砂利道での安定性はやや低下
- チューブレス化する場合はリム・タイヤ・バルブの相性確認が必要
モデルチェンジ前のMARLIN 7(650B仕様)について
実は、TREK MARLIN 7はモデルチェンジ前は27.5インチ(650B)ホイール仕様でした。
この650Bは、26インチの軽快さと29インチの走破性の“いいとこ取り”を狙ったサイズで、特に小柄なライダーや取り回し重視の方に人気がありました。
650Bの特徴
- リム径:584mm(ETRTO)
- タイヤ外径:約695mm(27.5×2.10の場合)
- 26インチよりも段差に強く、29インチよりも軽快なハンドリング
650B時代のホイール選択肢と価格帯
グレード | モデル例 | 重量(前後) | 価格帯 | 備考 |
---|---|---|---|---|
エントリー | SHIMANO WH-MT35(廃番) | 約2,100g | 約15,000円 | QR対応 |
ミドル | MAVIC Crossride 650B | 約1,950g | 約30,000円 | チューブレス非対応 |
ハイエンド | DT SWISS XM1501 | 約1,750g | 約60,000円〜 | チューブレス対応・高剛性 |
※現在は650B対応ホイールの流通がやや減少傾向にあるため、中古市場や在庫限りのモデルが中心です。
650B→29インチへのモデルチェンジの背景
TREKをはじめとする多くのメーカーが、近年のトレンドに合わせて29インチ(29er)を標準化。
MARLINシリーズも例外ではなく、2020年頃から29インチ仕様に統一されました。
その理由
- 29erの方が直進安定性・走破性に優れる
- タイヤ・ホイールの選択肢が豊富
- グローバル市場での需要が高まった
650Bユーザーへの提案
もし旧モデルのMARLIN 7(650B)をお持ちなら、スリックタイヤ化や軽量ホイールへの交換でオンロード性能を大きく向上できます。
また、650B×1.75〜2.10のスリックタイヤは現在も入手可能で、街乗りや通勤仕様に最適です。
結論:オンロード仕様もアリ!
MTB=オフロード専用というイメージを覆す、快適な街乗り仕様へのカスタム。
「通勤も楽しく」「週末はグラベルへ」そんな二刀流バイクを目指して、妄想は止まりません!
まとめ
TREK MARLIN 7は完成車のままでも充分楽しめますが、パーツの“ちょい足し”や交換だけで世界が変わるのがMTBカスタムの面白さ。本シリーズでは、クランク・ブレーキ・タイヤ・ポジション周りなど、具体的なカスタム案を妄想しながら深掘りしてきました。
タイヤ&ホイール編 – オンロード快適化計画
- スリック化の効果:転がり抵抗低減、静音性、加速性UP
- おすすめタイヤ:TIOGA FS100、Schwalbe Big Appleほか
- 軽量ホイール導入:DT SWISS M1900やMAVICなど
- 旧モデル(650B)にも言及:軽快な取り回し重視派に最適
妄想こそ最強のアップグレード!
カスタムは一気にやる必要はありません。「ここが少し気になる」→「ちょっと変えてみる」→「めっちゃ快適!」
この“気づきと変化の連鎖”こそが、愛車との距離を縮めてくれます。
MTBカスタム考察シリーズ
![[TREK MARLIN7 2015]MTBを買いました](https://bike-memo.com/wp-content/uploads/2016/04/cycle_B51-320x180.jpg)



