【自転車組立】ロングアーチって何!?初めての規格沼にハマる

「はじめての自転車組立」。
聞き慣れないパーツ名や規格に、最初からつまずくことってありますよね。
今回は、ブレーキの規格「ロングアーチ」に翻弄されたお話です。
規格の壁に直面。「このフレーム、普通のキャリパーじゃ付かない?」
組み立て中のフレームを眺めていて、あることに気づきました。
「あれ?ブレーキが届かない…?」
調べてみると、このフレームにはロングアーチのキャリパーブレーキでないと対応できないことが判明。
いきなり規格の壁にぶち当たりました。
ヤフオクとにらめっこして入手した「PROMAX RC469」
さっそく代用品を探してネット検索の旅へ。
ブレーキ沼、深いですね…。
ヤフオクでようやく見つけたのが、PROMAX RC469。
ロングアーチのキャリパーブレーキって、そもそも種類が少ないんですね。
どうやら廉価なクロスバイクなどに使われているパーツのようです。

取り付けにはフレーム加工が必要でした
ブレーキ本体は手に入りましたが、これで終わりじゃありませんでした。
「あれ?取り付けの穴が合わない…」
結局、フレーム側のネジ穴を8mmまで広げる加工が必要に。
思わぬ追加作業に、また工具が増えていきます。
ブレーキシューはカチカチ → 交換決定
届いたブレーキにはシューも付いていたのですが、触ってみると…
「…硬っ!」
どうやら長期保管でゴムが劣化しているようで、使い物になりません。
というわけで、交換用のブレーキシューを2セット追加購入することに。
台座はもらいものを活用してコストカット
ちょっと救いだったのが、とっくり氏から以前もらっていたブレーキシューの台座が使えそうなこと。
これでシューゴムだけ買い足せばOK。
パーツの“流用力”、地味に大事ですね。
気づけば予算オーバー。でも、もう後戻りできない
こうして一歩ずつ組み立てが進んでいくのですが、
冷静になって考えると…
「…あれ、当初の予算っていくらだっけ?」
すでに完全に予算オーバーです(笑)
でも、ここまで来たらもう引き返せません。
今回の学びまとめ
- ロングアーチのキャリパーブレーキは数が少ない。早めにチェックすべし
- 取り付け前にフレームの加工が必要な場合あり
- ブレーキシューは経年劣化に注意。中古品は要確認!
- もらいパーツや余り物も活用すればコスト削減できる
- 自転車DIYは、気づけば予算オーバーが基本(でも楽しい)
規格の違いや思わぬ追加作業に苦戦しながらも、確実に完成に近づいています。
この小さな積み重ねが、1台の自転車になると思うとワクワクしますね。