締めすぎ注意!? スクエアテーパークランク取り付けで“やらかさない”ための実践記録

「クランクなんて、差し込んで締めるだけでしょ?」
そう思っていたら、走行中にクランクが外れるという“恐怖体験”につながるかもしれません——。
今回は、スクエアテーパーBBにクランクを取り付ける際の基本手順と、実際にやってみて気づいた“締め付けのコツ”や“左右の位置合わせ”の注意点をまとめました。
使用したのは、グリスをしっかり塗布したBB軸と、トルク管理なしの“手ルク”締め。
「左右のクランクが90度ズレてた!?」「増し締めを忘れてクランクが落ちた!?」という過去の失敗談も交えながら、DIY初心者でも安心して作業できるポイントを紹介します。
この記事でわかること
- スクエアテーパークランクの取り付け手順と注意点
- 左右のクランク位置を合わせる“90度 or 180度”の見極め方
- トルクレンチがなくても“しっかり締める”ための工夫
- 増し締めの重要性と、走行中に外れた実例
- DIY初心者がやりがちな“あるあるミス”とその対処法
クランクの取り付け前にグリスを塗布しましょう
クランクを組み付ける前に、取り付け部分にしっかりとグリスを塗布することが大切です。これにより、スムーズな装着と長期間の耐久性が期待できます。

手ぶれせずに撮影できました
今回は、固定されたパーツにグリスを塗布したため、無理な体勢にならず、手ぶれをせずに撮影することができました。
手順について
右側から取り付ける方が一般的かもしれませんが、今回は自分の作業しやすい位置が左側だったため、左側を先に装着しました。

トルク値について
しっかり力を入れて固定しました。正確なトルク(ニュートン値)については、ネットなどでご確認ください。
私はトルクレンチを持っていないため、感覚でしっかり締めるようにしています。
右側のクランク取付
続いて、右側のクランクを取り付けます。

左右のクランク取り付けは非対称に注意
左右のクランクは位置関係が重要です。取り付け部は四角形のため、180度か90度の角度で固定します。
当然ですが、ペダルが一直線に並ぶように装着しないと、スムーズにペダリングできません。しっかり確認しましょう。
クランクはしっかり締め付けることが重要
以前、自分がレストアを手掛けた友人のFCR2で走行中にクランクが外れてしまった経験があります。原因は増し締めを怠ったことでした。

安全面を考え、今回は力を込めてしっかりと締め付けました。繰り返しになりますが、正しい締め付けトルクは必ずメーカーの指定値を確認してください。

“締めるだけ”じゃない!クランク取り付けで感じたDIYの奥深さ
左右のクランクは“一直線”が基本
取り付け時に左右の角度がズレていると、ペダリングが不自然に。
「90度ズレてたらどうなるか?」を実際にやってみて気づいた“当たり前の大切さ”がありました。
トルクレンチがなくても“締めすぎず緩めすぎず”
今回は手ルク(手の感覚)で締め付け。
「過去にクランクが落ちたことがあるから、今回はしっかり締めた」という経験に基づいた判断が活きました。
増し締めは“走ってから”が本番
取り付け直後は問題なくても、走行中の振動で緩むことも。
「増し締めを忘れてクランクが外れた」という実体験から学んだ“安全のためのひと手間”が大切です。
初めての自転車組立へ

専門的で、ただただ、感心するのみです。
ご無沙汰してま~す。
ご訪問&nice!ありがとうございます。(^^)
> ヨッシーパパ様
そう言ってもらえると、とてもやりがいがあります。ありがとうございます。
本当にやってみたら、そんなに難しくないですよ。
> yosi様
ご丁寧にありがとうございます。
また拝見させてもらいます m(_ _)m