【シマニョーロ化】SCOTTのクランクをカンパニョーロ「Veloce」に交換!互換性と変速性能を実録レビュー
ロードバイクに慣れてくると、誰もが一度は憧れるカスタマイズ。それが「フロントダブル化」、そして禁断の異種混合「シマニョーロ」ではないでしょうか。
今回は、愛車SCOTT AFD SPORTのクランクを、純正(サンツアー)のトリプルから、Campagnolo(カンパニョーロ)のVeloce(ヴェローチェ)ダブルクランクへ交換したDIY記録をご紹介します。
「シマノコンポにカンパクランクは使えるの?」 「変速性能はどうなる?」
そんな疑問をお持ちの方へ、人柱となった私の実体験をレポートします。
なぜ「シマニョーロ」なのか?衝動買いしたVeloce
きっかけは、いつものようにヤフオクを眺めていた時のこと。 特に狙っていたわけではないのに、カンパニョーロの「Veloce」クランクセットを落札してしまいました。
届いたパーツを手に取ると、シマノ製品にはない独特の艶めかしさがあります。 そして何より、クランク裏に刻まれた「MADE IN ITALY」の文字。これだけで「買ってよかった」と思わせる魔力がカンパにはあります。
シマノ×カンパ!禁断の組み合わせに挑戦
私のSCOTTのコンポーネントは基本的にシマノ製です。そこにカンパニョーロのクランクを組み込む、いわゆる「シマニョーロ」構成になります。
メーカー公式では「互換性なし」とされる組み合わせですが、ネット上には先人たちの成功事例(と失敗事例)がたくさんあります。この「自己責任」という響きと自由なカスタマイズ性に惹かれ、知識も経験も浅いまま交換作業に踏み切りました。
クランク交換作業と調整のリアル
作業は深夜、家族が寝静まった後にこっそりと実施しました。 専用工具を使って古いクランクを抜き、イタリアンな輝きを放つVeloceをインストールします。
気になる変速性能は?
装着後、メンテナンススタンド上で変速調整を行いました。結果は以下の通りです。
- 変速可否: 一応、前後とも変速は可能。
- フロントディレイラー: チェーンがプレートに接触する(音鳴りする)場面が多い。
- スムーズさ: シマノ純正のような「スパッ」と決まる感覚はなく、「ヨイショ」と上がる感じ。
元々付いていたサンツアーのトリプルクランクも調整がシビアだったので、個人的には「まあ、乗れるならOK」という許容範囲内です。しかし、変速のスムーズさを最優先する方には、少しストレスが溜まる仕様かもしれません。
性能よりも「見た目」の満足度
多少の変速のモタつきはありますが、それを補って余りあるのが「見た目の美しさ」です。
トリプルからダブルになったことで、ドライブトレイン周りが劇的にスッキリしました。 アルミフレームの無骨なSCOTTに、イタリアンデザインのクランクが意外なほどマッチしています。ペダリング中にふと足元を見ると「MADE IN ITALY」がある。この所有欲を満たしてくれる感覚は、スペック以上の価値があります。
今後の対策とまとめ
とりあえず装着はできましたが、長距離ライドでのチェーン落ちやトラブルの不安は残ります。
- 今後の計画: 基本はシマノで統一していく予定。
- リスクヘッジ: もし実走で不具合が多発するようなら、大人しくシマノ対応のクランクとBB(ボトムブラケット)へ戻す準備もしておきます。
今回のカスタマイズは、「性能 < ロマン」を優先した結果となりました。 未熟なDIYですが、自分で手を加えたバイクには愛着が湧くもの。もし「シマニョーロ」に興味がある方は、あくまで自己責任の世界ですが、挑戦してみる価値はある楽しさだと思います。
次回は、実際に峠や平坦路を走ってみた実走インプレッションをお届けします。
