【旧型DURA-ACEの底力】SHIMANO 2200を7400系に換装!愛車が“味のある”一台に蘇るカスタム記録
エントリーグレードのロードバイクに乗っていると、ふと思うことはありませんか? 「もう少し良いパーツに変えたら、走りは変わるのかな?」
私の愛車、SCOTT AFD SPORTに付いていたのは、SHIMANOのエントリーコンポ「2200シリーズ」。もちろん走る分には問題ありませんが、変速のモタつきやブレーキの剛性感に少し物足りなさを感じていました。
そこで今回、思い切ってコンポーネントを総入れ替えすることに。 選んだのは最新の105やアルテグラではなく…往年の名機「DURA-ACE 7400系」です。
なぜ今、あえて旧型なのか? この記事では、SHIMANO 2200からDURA-ACE 7400への換装記録と、それによって激変した乗り味や見た目の変化をレポートします。
なぜ「DURA-ACE 7400」なのか?
7400系デュラエースは、シマノが初めてSTIレバー(手元変速)を導入した歴史的なモデルです。 8速仕様ということで現代のスペックからは劣りますが、「腐っても鯛(デュラエース)」。その造形の美しさと、金属パーツならではの剛性感は、現代のカーボンや樹脂パーツにはない魅力があります。
今回は、中古パーツやオークションを駆使してパーツを収集し、DIYで組み上げました。
コンポーネント交換の全記録
① クランクセット:カンパニョーロへ(シマニョーロ化)
まず手を付けたのはクランクです。 元々付いていたサンツアーのトリプルクランクから、Campagnolo(カンパニョーロ)のダブルクランクに変更しました。

シマノコンポにカンパクランクを入れる、いわゆる「シマニョーロ」構成です。 互換性は自己責任ですが、このポリッシュ仕上げの輝きは、7400系デュラエースとも相性抜群です。
② フロントディレイラー(FD)
FDも2200(トリプル用)から、DURA-ACE 7403(トリプル対応モデル)へ交換。 7400系はダブル用とトリプル用で型番が違うので注意が必要ですが、動作範囲の広さを期待してチョイスしました。変速の「バシッ」と決まる剛性感が違います。

③ リアディレイラー(RD):RD-7401
リア周りの要、RDもDURA-ACE RD-7401へ。 2200の樹脂っぽい質感とは雲泥の差。金属の塊感がたまりません。 プーリーも社外品のレッドカラー(アルミ製ベアリング入り)に交換し、回転性能と見た目のアクセントをプラスしました。

④ ブレーキキャリパー:BR-7402
命に関わるブレーキも、メーカー不明の純正品からDURA-ACE BR-7402(SLR対応)にグレードアップ。 シングルピボットからダブルピボットになったことで、制動力が劇的に向上しました。下り坂での安心感が段違いです。

【インプレッション】乗り味はどう変わった?
全てのパーツを組み付け、実際に走ってみた感想です。
- 変速フィール:
- 「ガチャ…ガチャ…」だった変速が、「カチッ、カチッ」と小気味よく決まるようになりました。8速時代のデュラエースは、ストロークこそ大きいものの、機械を操作しているようなダイレクトな感触が魅力です。
- 剛性感:
- クランクとブレーキを変えたことで、ペダリングの力が逃げず、止まりたい時にしっかり止まれる剛性を感じます。
- 見た目:
- これが一番の収穫かもしれません。シルバーパーツで統一された足回りは、クラシックで上品な雰囲気を醸し出しています。
まとめ:DIYカスタムの醍醐味
最新のコンポーネントを買えば性能は間違いありませんが、あえて「旧型の名機」を今のバイクに組み込む。 そこには、現行品にはない「味」と、自分でパーツを探して組む「物語」があります。
もし、手持ちのロードバイクのカスタムに迷っているなら、「あえてオールドパーツで組む」という選択肢も面白いですよ。愛車への愛着が、何倍にも膨れ上がること間違いなしです。
