さよならBD-1、こんにちはbirdy——愛された名前が変わる日

「BD-1って、もう名前がなくなるらしいよ」
そんな話を聞いたとき、ちょっとした寂しさとともに、“名前の力”って大きいなと改めて感じました。
日本で長年親しまれてきた折りたたみ自転車BD-1が、2015年3月末をもってブランド名を終了し、
今後は世界共通の名称“birdy”に統一されることになったそうです。
実はこのBD-1、もともとはドイツのRiese & Müller社が開発した「birdy」というモデル。
日本では商標の関係で別名「BD-1」として販売されてきましたが、
販売権を持っていたミズタニ自転車との契約終了により、本来の名前に戻る形で“birdy”として再出発することになったのです。
🕊️ この記事でわかること
- BD-1という名称が生まれた背景と日本独自の事情
- ブランド名変更の理由と今後の展開
- BD-1ユーザーにとっての影響とサポート体制
- 名前が変わっても変わらない“愛着”と“乗り味”
BD-1消滅
つい最近知ったのですが、ワタクシ(相方さん)が昨年の春に譲ってもらったBD-1は、2015年3月末でブランド名が無くなるそうです。

日本独自名称
BD-1は開発をしたメーカーの開発名で、世界での商品名はBirdyです。
日本で販売権をもったミズタニ自転車が、当時にバーディ(Birdy)は似た名前が使われていた商品があった為に、別名としてBD-1を商標登録を行い、日本だけがBD-1という商品名で販売されたそうです。
契約終了
そのミズタニ自転車が販売権の契約が終了し、台湾の生産を行っているメーカーが新たに日本代理店を設置して、販売を引き継ぐそうです。
元に戻る
名称は引き継がれずに、商品名がBirdyに変わるそうです。
Pacific Cycle Japan
http://pacific-cycles-japan.com
部品供給など問題なし
今後、BD-1と呼ばれた車種はBirdyとして販売され、名称は消滅することになるそうです。
ワタクシのBD-1はMark1と呼ばれる初号機で、現在はClassicという名称で再販され、今後もBirdyとして生産されるそうで、部品の心配は無さそうです。
新型発表
しかし、現行のMark2は生産が終了し、Birdy名で販売されるのはMark3の機種だそうです。
Mark2フレームユーザーは、実質サポート終了になってしまい大変なことになりますね。
名前が変わっても、あの走りは変わらない
“BD-1”という響きに宿る思い出
初代Mark1から始まり、クラシックやモノコックなど、BD-1という名前には多くの記憶が詰まっているという方も多いはず。
でも、birdyとして再び走り出すことで、これからの思い出も重ねていけるのではないでしょうか。
ユーザーにとっての実質的な変化は?
名称変更後も、パーツ供給やサポートは継続される見込みとのこと。
つまり、今BD-1に乗っている方も、安心して乗り続けられる環境は変わらないということです。
名前は変わっても、愛車は“自分だけの一台”
BD-1という名前に惹かれて購入した方も、birdyとして新たに出会う方も、
そのバイクがくれる体験や思い出は、名前以上に大切なもの。
これからも、変わらぬ愛着を持って乗り続けていきたいですね。
ブランド名がなくなる悲しさ
せっかくユーザーになったのに、ブランド名が無くなるは、少し寂しい気がします。
BD-1カスタム
色々カスタムして楽しみました
ケーブル交換
とにかく、ケーブルの取り回しが難しい(複雑怪奇)

ホイールのオーバーホール
珍しいハブだけど、構造はシマノ共通でした

無線サイクルコンピュータ
折り畳むときにケーブルが邪魔になるので、無線を使いました

ボトルケージ
ボトルケージをつける場所がないので、工夫して取り付けました
![[無くて困る]BD-1にボトルケージをスマートに取り付ける方法](https://bike-memo.com/wp-content/uploads/2014/07/custom_B61-320x180.jpg)
KUOTAなんかも毎年毎年モデル名が変わりますよね~!
あれって買ったユーザとしては淋しいと思うんですが……….
ブランド消滅を機にさよならしました~
> のっぽさん 様
バイクは、名前だけじゃなくて、モデルチェンジも毎年のようにするから、数年経ったら元のモデルが分からなくなりますよね。
ブランド愛がなくなる気がします。
> angiras6 様
乗っておられたのがMark2だったから、その選択もありですよね。
お家騒動だから、ユーザーからすると気持ちが冷めますね。
フレームのデザインとBD-1ってネーミングが似合ってて格好良かったのに、ちょっと寂しいですね。
> koni 様
この車種を知った時から、ずっとBD-1だったので、名前が変わってしまうのは残念です。
でも、これからの新しい車種が良いもので人気が出ることも願っています。