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【2026年版】グラベルシューズおすすめ7選。レースから通勤・バイクパッキングまで徹底比較

みぞお
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グラベルバイクの楽しみ方が多様化する中、シューズに求められる役割も変化しています。未舗装路を素早く駆け抜けるレース仕様から、バイクパッキングでの歩きやすさを重視したモデル、あるいは自転車通勤に使えるカジュアルなものまで、選択肢は多岐にわたります。

舗装路メインのロードバイク用シューズを流用することも不可能ではありませんが、泥詰まりや歩行時のグリップ、足場の悪い場所での押し歩きなどを考慮すると、やはり専用設計のグラベルシューズが適しています。

本記事では、海外の自転車専門メディア『Cyclingnews』が実走テストを重ねて選出した、2026年最新版のグラベルシューズおすすめ7足をご紹介します。

歩きやすさを備えた高コスパモデルから、剛性を追求したハイエンドモデルまで、カテゴリー別に特徴をまとめました。また、シューズ選びで失敗しないためのフィット感の確認方法や、ロード用・MTB用シューズとの違いについても解説しています。ご自身の用途に合った一足を見つけるための参考にしてみてください。

Cyclingnewsのグラベルシューズ購入ガイドをまとめました。

Best gravel shoes 2026 | Cyclingnews

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【2026年版】グラベルシューズおすすめランキング

グラベルシューズに求められるのは、スタイリッシュさや快適さだけではありません。何より重要なのは、未舗装路特有のあらゆる路面状況に対応できるタフさです。ロードバイクシューズと同様、グラベルシューズにもさまざまなライダーのニーズに応える選択肢があります。硬く攻めたレース仕様から、通勤向けモデル、のんびりグラベルを楽しむための快適重視モデルまで幅広く展開されています。

また、グラベル用ペダルとの相性も重要なポイント。泥に強く、両面クリップインできるグラベル用ペダルと組み合わせることで、ロード用ペダルでは苦手な泥だらけの状況でも快適に走れます。今回は英Cyclingnews誌のテストチームが実走テストを重ねた末に選出した「2026年おすすめグラベルシューズ」を、カテゴリー別にご紹介します。

この記事でわかること
  • 総合ベスト・コスパ最強・バイクパッキング向けなど、カテゴリー別のおすすめシューズ7足
  • 各シューズの重量・サイズ展開・締結方式・ソール素材
  • 自分に合ったシューズを選ぶためのチェックポイント(フィット感、ソール剛性、締結方式など)
  • よくある疑問への回答(MTBシューズ・ロードシューズの流用、トゥスパイクの要否など)

※価格は米国・英国での参考価格をもとに、2026年8月20日時点のレート(1ドル=約159円、1ポンド=約216円)で円換算した参考値です。

おすすめシューズ早見表

カテゴリーモデル特徴
総合ベストSpecialized S-Works Recon最軽量クラスのハイエンドレースシューズ
コスパ最強Northwave Hammer Plus価格を超えた快適性、歩きやすさも抜群
バイクパッキング向けSpecialized Recon ADV歩きやすさと剛性を両立したアドベンチャー仕様
カスタムフィット向けBont Vaypor G4段階幅展開+熱成形でフルオーダー感覚の一足
汎用性ベストQuoc Gran Tourer XCグラベル・XC・バイクパッキングをこなす万能選手
通勤向けベストFizik Tempo Beatスニーカー感覚で歩きやすいカジュアル仕様
幅広足向けベストLake MX3333段階の幅展開、圧倒的な耐久性

1. Specialized S-Works Recon ― 総合ベスト

スペック
  • 重量(サイズ43、クリート込み):635g
  • サイズ展開:36〜49
  • 締結方式:ダイヤル式
  • カラー:ホワイト、ブラック、グレーブルー
  • ソール素材:カーボン
  • 参考価格:約79,500円

歯に衣着せぬレース仕様の一足で、今回のラインナップの中でも最上位クラスの価格帯です(さらに上位モデル「S-Works Recon Evo」も存在します)。フィット感は抜群で、特にかかとをしっかり保持するヒールカップの設計が秀逸。Retülバイクフィットシステムの知見も設計に反映されています。前足部は従来モデルより幅広になり、デュアルBoaダイヤルの採用により、体の一部であるかのような一体感のある履き心地を実現しています。

今回テストした中で最軽量。軽量カーボンソールとパッドを最小限に抑えた設計の組み合わせによるものです。あくまでレース用シューズという位置づけで、オフロードで長時間歩くのにはあまり向きません。歩く機会が多いなら、狭め足の方には「Fizik Vento Ferox Carbon」の方が向いているかもしれません。

2. Northwave Hammer Plus ― コスパ最強

スペック
  • 重量(サイズ43、片足・クリート別):399g
  • サイズ展開:36〜50
  • 締結方式:ダイヤル+ベルクロストラップ
  • カラー:ブラック、ホワイト、シルバー、グリーン
  • ソール素材:コンポジット
  • 参考価格:約21,500円(セール時 約16,100円)

価格に対するパフォーマンスの高さで選ばれたのがこの一足です。オールラウンドなグラベルライドと歩行のどちらにも対応する快適性の高さが際立ち、カフェやパブでの休憩にもぴったり。より快適に歩きたい場合は、前足部の2つの金属製トウスタッドを外すのがおすすめだそうです。

耐久性も十分で、有刺鉄線に引っかかっても持ちこたえたというエピソードも。単一ダイヤルによる足の保持力は良好ですが、ベルクロストラップはやや使い勝手が限定的とのこと。4色展開・幅広いサイズ展開で、多くの人に合う一足です。

3. Specialized Recon ADV ― バイクパッキング向けベスト

スペック
  • 重量(サイズ43、クリート込み):707g
  • サイズ展開:36〜49
  • 締結方式:レースアップ
  • カラー:ブラック、シャンパン、トープ/パープルオーキッド
  • ソール素材:カーボン

Specializedの「アドベンチャーシューズ」という位置づけの一足。S-Works Reconとアウトソール自体はさほど変わりませんが、バイクパッキングでは押し歩き(ハイクアバイク)の場面が避けられません。クリートプレート前方のカーボンソールを薄くすることで、前足部の柔軟性を高めています。

一見小細工のようにも思えますが、特に不安定な路面で「クランポンを履いているような」硬すぎる感覚を和らげる効果は本物とのこと。もちろん本格的な登山靴には及びませんが、バイクパッキング中の押し歩き程度であれば十分。クリートプレート下・後方の剛性はそのままなので、走行時の踏み込みやすさは損なわれていません。レースアップ式のフィット感は終日快適で、追加の負荷にも耐えられる作りになっています。

4. Bont Vaypor G ― カスタムフィット向けベスト

スペック
  • 重量(サイズ44.5、クリート込み):726g
  • サイズ展開:36〜50
  • 締結方式:ダイヤル式
  • カラー:ブラック、ホワイト
  • ソール素材:カーボン
  • 参考価格:約61,000円

S-Works Reconと並ぶ高価格帯で、こちらも本格的なグラベルレース向けの一足です。多くのカーボンソールシューズがフラットなカーボンリーフソールを採用する中、Bontは足全体をカーボンで包み込む「バスタブ構造」を採用。この設計により、これまでテストした中でも群を抜く剛性を実現しています。

その剛性ゆえに荒れた路面では乗り味がやや硬く感じられますが、フィッティングさえ合えば、S-Worksに匹敵、あるいはそれ以上のレース性能を発揮する可能性もあります。ソール全体が熱成形可能で、オーブンで70度・20分加熱することで数ミリ単位のフィット調整が可能。4段階の幅展開が用意されていますが、バスタブ構造ゆえに幅が合わないと逃げ場がないため、正しい幅選びが特に重要です。締結部は幅広のフラップ構造で、力を込めてもプレッシャーポイントが生じにくい作りになっています。

5. Quoc Gran Tourer XC ― 汎用性ベスト

スペック
  • 重量(サイズ43、片足):352.5g
  • サイズ展開:38〜47
  • 締結方式:ダイヤル式
  • カラー:ダスティピンク、モス、チョーク、グラファイト、チャコール、ブラック
  • ソール素材:カーボンコンポジット
  • 参考価格:約46,100円

グラベルレース・XC・バイクパッキングのいずれにも対応する、まさに「何でもこなす」一足です。慣らしにやや時間はかかるものの、数回のライドを経れば非常に快適に。ソールはパフォーマンス志向で十分な剛性がありながら、大きめのラグのおかげでオフロードでの歩行性も良好です。

最軽量ではないものの、その分は耐久性に投資されており、過酷なハイクアバイクを伴うライドでも問題なく使えたとのこと。トレードオフとして、濡れた岩の上ではやや滑りやすさを感じる場面もありますが、それでも他の多くのグラベルシューズよりは優秀。締結にはQuoc独自のダイヤルを採用しており、こちらもしっかり機能しますが、より細かな微調整を求めるならBOAダイヤルの方を好む人もいるでしょう。

6. Fizik Tempo Beat ― 通勤向けベスト

スペック
  • 重量(サイズ43、片足・クリート別):389g
  • サイズ展開:36〜48
  • 締結方式:レースアップ
  • カラー:ブラック/セージグリーン-デザート/ホワイト-オレンジ
  • ソール素材:コンポジット

Fizikが「オン・オフロード両対応の汎用カジュアルロードシューズ」として展開するモデル。リラックスしたフィット感と厚みのある成形ソールにより、通勤や街歩き、幅広いライドに適しています。ブラックカラーであれば、レースアップのスニーカーにしか見えないほどカジュアルな見た目で、職場でもそのまま履けそうです。

2ボルトの埋め込み式クリート仕様なので、歩き回りやすいのも魅力。ソールのラバーは足元に柔らかく、Fizikがトゥボックスを広めに設計し直したことで快適性もアップしています。ロード・グラベルどちらのライドにもそつなく対応する、実用性の高い一足です。

7. Lake MX333 ― 幅広足向けベスト

スペック
  • 重量(サイズ44レギュラー、クリート込み):940g
  • サイズ展開:36〜50(ナロー)/36〜50(レギュラー)/37〜50(ワイド)
  • 締結方式:BOAダイヤル
  • カラー:ブラック(レザー)、ブルー(マイクロテックス)
  • ソール素材:カーボンファイバー
  • 参考価格:約86,400円(英国RRP、400ポンド)

価格は決して安くありませんが、快適性と作りの良さがその価格を十分に正当化する一足です。S-Works ReconやBont Vaypor Gのようなスリムなレース向けシューズではないものの、丸1年間にわたるハードな使用にも一切問題なく耐え、常に快適な履き心地を保っています。

アッパー素材は非常に耐久性の高いレザーで、見た目はサンドペーパーのようですが手触りは柔らかめ。冬の間ずっと泥まみれのまま特別なケアをしなくても、傷や割れは一切見られなかったとのことです。カーボンミッドソールは頑丈なアウトソールでしっかり保護され、適度な剛性によりハイクアバイクにも十分対応。中足部を中心に、一般的なライドでの足の保持力も良好です。

重量はやや重めなので軽さ重視の方には不向きですが、それ以外の面では非常に優れたグラベルシューズです。なお、クリート位置をかなり後方までスライドさせたい人にとっては、可動域がやや限られる点には注意が必要です。

その他の注目モデル

Fizik Terra Atlas

Fizikのラインナップの中でも、他のモデル以上にMTB的な発想で作られた一足です。フルラバーソール、しっかりしたクリート、アッパー下部の補強がより充実しており、ボリューム感のある作り。単一のBOAダイヤルながら、足全体をしっかり保持してくれます。アドベンチャーライド向けですが、MTBでの使用にも十分対応します。

Rapha Pro Team Powerweave Gravel

グリップ力の高いVibram/カーボンファイバーソールと、丈の低いニット製アンクルカフを採用し、汚れを落としやすい設計になっています。特筆すべきは、柔らかい素材とデュアルダイヤルが足を包み込む快適なフィット感。価格は高めですが、その分の満足感は得られる一足です。もう少し手頃な選択肢を探している場合は、他のモデルも検討する価値があります。

Fizik Vento Proxy

Fizikグラベルラインの中でセカンドティアに位置するモデルで、カーボンファイバー/ナイロン混合ソールを採用。通気性が良く、つま先部分には岩からの衝撃を守る補強も。オールラウンダーとして高評価ですが、通気性の良さゆえに、どちらかというと暖かい気候でのライドに向いているとのことです。

グラベルシューズ選びのチェックポイント

まずは「用途」を正直に見極める

レースをしないならレース用シューズは不要です。「いつかこういう使い方をするかも」という発想に陥りがちですが、まずは今の自分に本当に必要な用途を明確にすることが大切です。

フィット感こそ最優先

締結方式やソール素材、見た目以上に重視すべきなのがフィット感です。足は自転車との主要な接触ポイントの一つであり、フィットを間違えると体の他の部分にまで影響が及ぶことがあります。自分の足の幅を正確に把握していない場合は、一度きちんと計測してみることをおすすめします。

予算はどれくらい必要?

サイクリングシューズはピンからキリまでありますが、どのグレードでも最低限の役割は果たせます。エントリーモデルはカジュアルなライドには十分ですが、上位モデルほどフィット感・パフォーマンス・機能性に優れる傾向があります。

締結方式は?

シングル/デュアルダイヤル、レースアップ、ベルクロなど選択肢はさまざまです。ダイヤル式は微調整がしやすい一方、レースアップは軽量な傾向がありますが、走行中の調整はできません。

ソールの硬さは?

レース志向であれば、硬めのカーボンソールの方がパワー伝達効率に優れるとされています。一方、バイクパッキングや通勤用途であれば、柔らかめのソールの方が歩きやすくおすすめです。

よくある質問

Q. グラベルライドにMTBシューズを使ってもいいですか?

A. 問題ありませんが、MTBシューズは基本的に競技特性に合わせてオーバービルド気味に作られています。グラベル専用シューズが登場する以前は、XC用MTBシューズが最も近い代替品でした。逆にダウンヒル用の頑丈すぎるMTBシューズをグラベルバイクで使うのはおすすめしません。クランクに干渉したり、足が蒸れたり、靴擦れの原因になったりすることがあります。

Q. ロードシューズをグラベルライドに使ってもいいですか?

A. 使えないことはありませんが、おすすめはしません。競技志向の強いグラベルレースでは、大きめのクリートによるペダリング効率の良さから使用される例も見られますが、これはレース中に足を地面につく機会がほとんどないという前提があってこそ。雨天やぬかるんだレースでは、ロード用ペダルは目詰まりしやすいため、ほとんど使われません。定期的にオフロードを走るなら、素直にオフロード専用シューズを選ぶことをおすすめします。

Q. トゥスパイクは必要ですか?

A. よほどのこだわりがない限り不要です。トゥスパイクは主にシクロクロスレースや、急な泥の坂を駆け上がる場面が多いCX系MTBレース向けの装備です。グラベルライドで急で滑りやすい駆け上がりに遭遇することは稀ですが、シクロクロスも兼ねているなら、必要な時だけ装着できる選択肢があると便利です。ただし普段使いの際は必ず外しておくこと。トップチューブをまたぐ際にうっかり傷つけてしまうのは、一度経験すれば二度としない失敗です。

Q. レースアップとダイヤル式、どちらが優れていますか?

A. 優劣というより「違い」の問題です。レースアップは無段階の微調整が可能で軽量・耐久性も高い反面、泥まみれの時は扱いにくく、走行中の調整もできません。ダイヤル式(BOAが代表的)は走行中でも簡単にフィット調整できるのが強みです。なお、ベルクロは一般的に耐久性に限界があり、泥や砂の中で使うとさらに劣化が早まるため、主締結として採用しているモデルは今回ほとんど選ばれていません。

Q. グラベルシューズは硬い方がいいですか?

A. 用途によります。レース志向であれば、パワー伝達効率の良さから硬めのシューズが好まれる傾向にあります。ただしコンポジットソールも十分軽量なため、劇的な軽量化効果があるわけではありません。歩く機会が多いなら、カーボンソールはむしろデメリットになることも。柔軟性のあるコンポジットソールの方が、歩行時の快適さでは優れています。

Q. サイズ選びで気をつけることは?

A. ぴったりフィットさせたい気持ちは分かりますが、足は荷重がかかると幅方向に広がるため、パワー伝達を最大化するにはある程度の余裕が必要です。狭すぎるシューズに無理に足を合わせるのは避けましょう。理想は、前足部が自然に広がるスペースがありつつ、踏み込み時にかかとが浮き上がらない程度にフィットしていることです。一般的にイタリア系ブランド(Fizik、Sidiなど)やGiroは細身の傾向、Bontは4段階、Lakeは標準でも幅広&さらに幅広モデルも用意されているなど、ブランドによってラスト(木型)の傾向が異なります。可能であれば試着してから購入することをおすすめします。

この記事のテスト方法について

テストチームは実際に全モデルを履いてグラベルライドに繰り出し、複数のシューズを履き比べながら評価しています。オフバイクでのグリップ力を確認するため、行き止まりの小道を歩いて戻ることもしばしばだったとのこと。さらに普段の街乗りや通勤にも使用し、日常使いでの快適性も検証。英国特有の気候の中、泥だらけの状況からきれいな未舗装路まで、幅広いコンディションでの耐久性・お手入れのしやすさも確認しています。

出典

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みぞお
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おっさんサイクリスト
関西在住の自転車DIY愛好家。 「自転車組立はプラモデルみたいで面白そう」という直感をきっかけに、ロードバイクの世界へ。 現在は、自転車の組立(バラ完)・メンテナンス情報のほか、10年以上続くフェリー輪行旅の記録、さらに家電修理などのライフハックも発信中。 「自分の手で直して楽しむ」をモットーに、初心者でも真似できる等身大のDIY記録を綴っています。
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