穴あけ加工でドキドキ!キャリパーブレーキ取り付け奮闘記【DIY初心者向け】

「ブレーキなんて、付けるだけでしょ?」
そう思っていたら、“穴が小さくてナットが入らない”という落とし穴が待っていました——。
今回は、ロードバイクのキャリパーブレーキを自分で取り付けた際の作業記録です。
使用したのは、ナット留めタイプのキャリパーブレーキ。
しかし、フレーム側の取り付け穴が現行規格より小さく、ドリルで拡張する必要があるという予想外の展開に。
さらに、センター出しやブレーキシューの交換など、細かい調整も盛りだくさん。
「ただ付けるだけ」では済まない、DIYならではのリアルな苦労と工夫をまとめました。
この記事でわかること
- ナット留めキャリパーブレーキの取り付け手順と注意点
- フレームの取り付け穴を広げる際の加工ポイント
- センター位置の合わせ方と“見た目調整”のコツ
- ブレーキシュー交換のタイミングと作業の流れ
- 初心者でも安心して取り組める“DIYの楽しさ”
ロードバイクの組み立てに初挑戦!
ロードバイクを自分の手で組み立てるのは、初めての方にとっては大きな挑戦ですが、その分だけ完成したときの達成感も格別です。
本記事では、初めての組立作業の様子や、気をつけたポイント、初心者ならではの気づきなどを丁寧にご紹介します。
「難しそうだけど、やってみたい」という方の背中をそっと押せるような内容を目指しています。
初心者でもできた!ブレーキ取り付け作業の記録
ロードバイクのブレーキを、自分の手で取り付けてみました。
専門知識がなくても、手順をひとつずつ確認しながら作業を進めれば、意外となんとかなります。
フロントブレーキの取り付け手順
まずは、フロントブレーキ本体をフォークの取り付け穴に差し込みます。
一見リアと同じに見えますが、フロント用はネジの長さが長めなので、区別に注意が必要です。
※この時点では、まだブレーキ本体をしっかり固定しないので、正確な角度や位置は後回しで大丈夫です。
ナットで固定作業を進める
ブレーキ本体をフレームに取り付ける際には、専用のナットをフレーム裏側から通して固定します。
このナットがしっかり入っていないと、ブレーキの取り付けが不安定になりますので、まっすぐ差し込まれているかを確認しながら作業しましょう。
古いフレームへの対応|穴のサイズを調整する加工
現在の多くのフレームは、内部にナットが埋め込まれていて、ブレーキのネジがそこで固定される設計になっています。
しかし、今回使用した古いフレームにはその構造がなく、取り付け用の穴を8mmドリルで慎重に広げて加工しました。
※必要以上に広げてしまうと、ナットで固定できなくなってしまうため注意が必要です。今回はうまくいきましたが、加工時は十分ご注意ください。
ブレーキの仮固定|見た目でセンターを調整
この段階では、ブレーキ本体のセンター位置を目視で合わせて仮固定しました。
まだワイヤーを通していないため、最終的な調整は後ほど行う予定です。あくまでも仮の固定位置として、軽く締めておきましょう。
リアブレーキの装着
続いて、リアブレーキも同様に取り付けを行います。
フロントと同じ手順で、位置を確認しながら仮固定していきます。
リアブレーキ取り付け時の穴加工
リアブレーキの取り付けでは、ドリル作業がやや難しく、穴周りにバリが残ってしまいました。
そこで、ヤスリを使って丁寧に削り仕上げました。
加工はやはり慎重に行うことが大切ですね。
その後、リアブレーキも見た目でセンター位置を合わせ、仮固定しています。
ブレーキシューの交換が必要です
まだブレーキシューは交換していないため、今後また取り外して交換作業を行う必要があります。
“止まる”を支えるパーツだからこそ、丁寧に取り付けたい
穴あけ加工は“慎重さ”が命
フロント・リアともに、8mmドリルで慎重に穴を広げる作業が必要でした。
「広げすぎたら止まらなくなる」というプレッシャーの中、ヤスリでの仕上げも含めて丁寧に対応。
センター出しは“見た目と実用のバランス”
取り付け後は、左右のシューの位置を目視で調整。
ケーブルを通す前に仮固定しておくことで、後の微調整がスムーズになりました。
ブレーキシューは“後で交換”が正解だった
取り付け時点ではそのまま使いましたが、後日シューを交換することに。
「最初から新品にしておけばよかったかも…」という気づきも、DIYの経験値として蓄積されました。
細かい作業ですね。
> ヨッシーパパ様
色々書いてはいますが、これまでの作業は結構大雑把な作業ですよ。
簡単そうに書いてますが難しいですよこういう加工は。いいですねえ。
> moumou様
なるほど。
自分はこんなことをするのが好きだから、そう感じているのかもしれませんね。
でも、DIYは面白いですよ。