たった1リンクで変わる走り心地!チェーン長調整で“しっくり感”を取り戻す

「なんだか変速がもたつく」「チェーンがたるんでる気がする」——
そんな違和感の原因は、“ほんの1リンクの長さ”かもしれません。
今回は、自転車を組み立てた際にチェーンが長すぎたため、1リンク(1L)だけカットして再調整した記録です。
プロショップでのアドバイスをもとに、チェーンの取り外し→1リンク詰め→再接続→変速調整までを実践。
「たった1コマでそんなに変わるの?」と思っていたのが、
実際に走ってみると変速のキレやチェーンの張りが見違えるほど改善されました。
🛠️ この記事でわかること
- チェーンの長さが適正でないとどうなる?
- 1リンクだけ詰める作業の手順と注意点
- ピンの押し込みや再接続時のコツ
- チェーン調整後に必要なディレイラー再調整のポイント
- “ちょうどいい”が走りを変える理由
チェーン長さ調整
いつもの自転車屋のプロに見てもらい一玉詰めたら良い感じになりそうなので、チェーンを切ります。
取外し
まず、取り付けているので取外し。
チェーンの側面を見ると明らかに違うピンがあるはずなので、それが接合に後から取り付けたピンです。
それを押し込んで取り外します。
写真を撮る為に、チェーンを上の方から外していますが、下の方から外した方が、色々被害が出なくていいと思います。後処理も面倒になりました。
短くする
一玉詰めて、再度取り付けます。
ピンを差し込んで、押し込みます。
押し込んだ後に、出っ張るピンの先端は折るのですが、写真を撮り忘れました。
変速調整やり直し
チェーンを交換したら、またディレイラー調整のやり直しです。

この辺りの部品は少し触ったら、必ず調整をやっておかないと、ずれていると思われます。
初めての自転車組立へ

チェーン長調整で感じた、“微調整”の大切さ
1リンクの違いが、変速フィールを左右する
チェーンが長すぎると、リアディレイラーのテンションが抜けて変速が鈍くなることも。
今回は1リンク詰めただけで、変速時の「カチッ」という感触が明確になり、走行中の安心感がアップしました。
ピンの押し込みは慎重に
チェーンを再接続する際は、ピンの押し込み具合が重要。
押しすぎると固くなり、足りないと外れるリスクもあるため、“ちょうどいい位置”を見極める感覚が求められます。
調整後はディレイラーの再チェックを忘れずに
チェーン長を変えると、変速機の位置関係も微妙にズレるため、再調整は必須。
特にフロントディレイラーは、チェーンラインの変化に敏感なので、試走しながら微調整するのがポイントです。