突然のバーストに慌てず対応!ママチャリの前後タイヤをDIYで交換してみた

ある日、いつものようにママチャリに乗ろうとしたら、後輪がまさかのバースト。
「これはもう寿命かも…」と観念し、前後タイヤをまとめてDIYで交換することにしました。
普段の足として活躍してくれているママチャリ。
だからこそ、タイヤの劣化や空気圧の管理は見落とせないポイント。
今回は、ネットで購入したタイヤセットを使って、工具選びから交換作業までを実践。
「自分でできるか不安…」という方にも参考になるよう、作業のコツや注意点、かかった費用もあわせて紹介しています。
🛠️ この記事でわかること
- ママチャリのタイヤがバーストする原因と予兆
- DIYでタイヤ交換するために必要な工具と部品
- 実際にかかった費用と作業時間の目安
- 作業中に感じた“プロに頼まない理由”と“DIYの達成感”
ママチャリのタイヤ交換を自分でやってみた
日々の移動手段として大活躍するママチャリ(シティサイクル)。 使用頻度が高い分、メンテナンスも重要です。

今回は、ママチャリの前後タイヤをDIYで交換した記録をまとめました。 交換方法や費用についても詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
交換のきっかけ:ノーメンテのタイヤがついに限界
10年前に購入して以来、一度もパンクせずに頑張ってくれた「ブリヂストン プレビオ」のタイヤ。
しかし、ある日突然のバースト!

幸い乗車中ではなかったものの、そろそろ交換が必要なタイミングだったようです。
交換費用
- 部品代:約4,500円(前後タイヤ+チューブ+リムテープ)
- 工賃:0円(DIY作業)
DIY修理に挑戦!
近所の自転車屋に持ち込んで交換することも考えましたが、費用節約のために自分でやることにしました。
さらに、以前サイクルベースアサヒで交換してもらったブレーキの調子がイマイチだったこともあり、技術的な不信感があったのも理由の一つです。
部品の調達
購入先:ヨドバシ.com(ヨドバシカメラ通販)
- ブリヂストン製同サイズのタイヤ(チューブセット)
- リムテープ(パナレーサー製より安価なものを選択)
これで、交換準備は万端です。
交換作業開始
まずは掃除から
ドライブトレイン周りが汚れていたので、チェーンを洗浄。

掃除後
シルバーのチェーンが見えてきました

後輪の交換
メンテナンススタンドを活用
自転車を逆さにして作業することもできますが、今回はメンテナンス台を使用。

自転車が重いため、台に載せるのは少し大変でしたが、作業のしやすさを考えると大正解でした。
変速機を外す
まずは、変速機を外します。

作業後に元の状態に戻せるよう、作業記録をしっかり残すことが重要です。

工具選びは慎重に
ボルトを外すのに15mmのスパナが必要でしたが、手元にあったのは16mm。
やむを得ず16mmスパナで代用しましたが、自転車用の工具は特殊サイズが多いため、専用工具を揃えておくのがベストです。

ブレーキを外す
ブレーキも外します。

事前に外しておくべきだったと後から気づきました。

ついでにブレーキも交換すればよかったかもしれません。
タイヤの取り外し
ボルトを外し、チェーンのテンションを緩めたらタイヤを取り外します。

初めての作業だったため、ここまでで約30分かかりました。
タイヤ&チューブ交換
ロードバイクで何度も経験しているため、タイヤの交換作業自体はスムーズに完了。
しかし、リムテープはボロボロ。

ここまでリム打ちしなかったのが奇跡です。
新しいリムテープに交換し、作業を進めます。

後輪を元に戻す
取り外しよりも、戻す作業のほうが大変でした。

約1時間半かかりましたが、原因はセンタースタンドの取り付け方向の誤解。
事前にもっと詳細な写真を撮っておけばよかったです。
前輪の交換
後輪より簡単
前輪は、ボルトを外すだけでOK。

ロードバイクのメンテナンス経験があるため、ほぼ同じ要領で進めました。
泥除けとハブダイナモに注意
泥除けが邪魔になりましたが、慎重に作業。
一番の落とし穴はハブダイナモのコード。

10年間屋外保管していたため、プラスチック部分が劣化しており、破損のリスクが高かったです。
そこで、ライトを外して慎重に作業しました。

結果的に問題なく交換完了。
まとめ:DIYタイヤ交換は意外とできる!
作業時間は合計2時間。
特に後輪の取り付け方を理解するのに時間がかかりましたが、次回はもっとスムーズにできるでしょう。
次にタイヤを交換するタイミング(10年後?)では、自転車の買い替えも検討するかも…
メンテナンスの大切さ
10年間ノートラブルだったタイヤですが、最後はバースト。

チューブにはパンク修理痕すらなく、本当に優秀でした。
やはり定期的な点検・交換が大事ですね!
タイヤ交換で感じた、DIYのメリットと注意点
工具は“専用”が安心
今回は16mmスパナで代用しましたが、自転車用のナットはサイズが特殊なことも多く、やはり専用工具があると安心。
今後もメンテナンスを続けるなら、メンテナンススタンドやタイヤレバーなどの基本セットを揃えておくと効率も安全性もアップします。
タイヤ選びは“セット購入”が便利
今回は、タイヤ・チューブ・リムバンドがセットになった27インチ用の製品をネットで購入。
サイズさえ合えば、コスパも良く、交換作業もスムーズに進められました。
DIYだからこそ得られる安心感
プロに頼めば確実だけど、自分で交換すれば構造が理解できて、次のトラブルにも冷静に対応できる。
「やってみてよかった」と思える、そんな作業になりました。
参考になれば
これからDIYで自転車のメンテナンスを考えている方の参考になれば幸いです。
自転車のメンテナンスを楽しみながら、安全に乗り続けましょう!