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【DIY自転車】知っておくと役立つ!ボトルケージ用M5ネジの全て

みぞお
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自転車のフレームにボトルケージを取り付ける際に必要となるM5ネジ。一見すると小さな部品ですが、実は様々な場面でその存在が重要になります。

「ボトルケージがグラつく」「ネジを一本なくしてしまった」「新しいボトルケージを付けたいけどネジがない!」──そんな経験はありませんか?かつては新しいボトルケージにネジが付属しているのが一般的でしたが、コスト削減のためか、最近では付属しない製品も増えてきました。

この記事では、そんな時に困らないよう、ボトルケージ用M5ネジの基本的な知識から、入手方法、そして取り付けのコツまで、知っておくと便利な情報をご紹介します。

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ボトルケージ用M5ネジとは?

自転車のフレームには、ボトルケージや小型のポンプ、ツールバッグなどを取り付けるためのネジ穴が通常2箇所(ダウンチューブとシートチューブ)に設けられています。この穴に適合するのが「M5」と呼ばれる規格のネジです。

一般的に使われるのは「M5 x 10mm〜15mm」程度の長さのものが多く、特に15mmは様々なボトルケージに対応しやすい汎用性の高い長さです。

なぜこのネジが重要なのか?

ボトルケージ用ネジは、単にボトルケージを固定するだけでなく、走行中にボトルが落ちないようにする重要な役割を担っています。また、近年ではフレームバッグやその他のアクセサリーを固定する用途にも使われることがあり、その汎用性は高まっています。

入手方法:どこで手に入れる?

ネジ1本のために専門店に行くのは気が引ける、という方もいるかもしれません。幸い、このM5ネジは比較的容易に入手できます。

  1. 自転車店で譲ってもらう/購入する
    • 最も手軽な方法の一つは、自転車店で相談することです。ボトルケージ交換などで余ったネジをストックしている店舗もあり、場合によっては無料で譲ってくれたり、安価で購入できたりします。自転車専用品として、カラーバリエーションが豊富なものや軽量なアルミ製などが手に入ることもあります。
  2. ホームセンターを活用する
    • 意外に思われるかもしれませんが、ホームセンターはM5ネジの宝庫です。
      • 種類と価格: 例えば、コーナン(関西圏に多いですが、他地域では別のホームセンターチェーンが該当します)のような大型ホームセンターでは、「M5 x 15mm」のステンレス製ネジが1本あたり20円程度で手に入ります。自転車用と銘打たれたネジに比べて非常に安価ですが、品質には問題ありません。
      • バラ売り: プロ向け店舗やDIYコーナーが充実している店舗では、必要な数だけバラ売りしてくれる場合が多いです。
      • 注意点: ネジ売り場は種類が多いので、「M5(直径5mm)」「長さ(例:15mm)」、そしてできれば「材質(ステンレスが錆びにくくておすすめ)」を確認して選びましょう。ヘッドの形状も六角レンチ対応のものが自転車では一般的です。
  3. オンラインストアで購入する
    • Amazonなどの大手ECサイトや、自転車パーツ専門のオンラインストアでもM5ネジは多数販売されています。
      • 多様な選択肢: ステンレス、アルミ、チタンといった素材、ブラック、シルバー、レッドなど様々なカラー、そして複数の長さがセットになった商品など、豊富な選択肢の中から選べます。
      • まとめ買い: 数本単位での購入になることが多いですが、予備として持っておくには便利です。

ネジの種類:材質とヘッド

ネジの素材やヘッドの形状にも注目してみましょう。

  • 材質:
    • スチール: 最も一般的で安価。錆びやすいものもあるので注意。
    • ステンレススチール: 錆びにくく、強度も十分。自転車用途におすすめ。
    • アルミニウム: 非常に軽量ですが、強度はスチールやステンレスに劣ります。オーバートルクで破損しやすいので注意が必要。カラーアルマイト加工されたものが人気。
    • チタン: 最も軽量で強度も高いですが、非常に高価です。
  • ヘッド形状:
    • 六角穴付き(アレンキー/ヘックスキー): 自転車では最も一般的で、六角レンチで締め付けます。
    • プラス/マイナス: 自転車ではあまり見かけませんが、ホームセンターでは一般的です。

取り付けのコツと注意点

適切なネジを選んだら、正しい方法で取り付けることが大切です。

  1. 適切な長さを選ぶ: ネジが長すぎるとフレーム内部に干渉する可能性があり、短すぎるとしっかり固定できません。ボトルケージとフレームの厚みを考慮し、フレームのネジ穴に6〜8mm程度食い込む長さが目安です。
  2. トルク管理: ネジを締め付ける際は、締めすぎないように注意が必要です。特にアルミフレームの場合、締めすぎるとフレーム側のネジ穴(リベットナット)を破損させてしまう恐れがあります。適正トルクは数Nm(ニュートンメートル)程度です。不安な場合はトルクレンチを使用するか、専門家に相談しましょう。
  3. 緩み止め剤(ネジロック剤)の活用: 振動の多い路面を走行する際、ネジが緩んでくることがあります。これを防ぐために、中強度(青色)のネジロック剤をネジの先端に少量塗布してから取り付けると安心です。
  4. 焼き付き防止剤(アンチシーズ)の活用: 異なる金属(例:スチールネジとアルミフレームのネジ穴)が触れ合う部分では、電食による焼き付き(固着)が発生することがあります。これを防ぐために、ネジロック剤とは別に焼き付き防止剤を塗布するのも効果的です。

まとめ

ボトルケージ用M5ネジは、自転車カスタムの細部を彩り、実用性を高める上で欠かせないパーツです。小さな部品ですが、その材質や長さ、そして取り付け方一つで、快適性や安全性が大きく変わる可能性があります。

ホームセンターでの手軽な入手から、自転車専門店でのこだわりの選択、そして適切な取り付け方法まで、これらの知識があれば、もうM5ネジで困ることはありません。

ぜひ、あなたの自転車カスタムに最適なM5ネジを見つけて、快適なサイクリングを楽しんでください!

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  1. ゆうのすけ

    コーナンは 関西資本なんですかね!私の住む千葉北西部にも 一軒あり時々行きます。^^しかし普段は スーパー・ビバ・ホーム もしくは ジョイフル本田と言う関東資本のホームセンターに!こちらにも ボルトやナットなど バラ買い出来るんですよ!^^バラ買い出来ると助かりますね!^^にゃはは

  2. みぞお

    > ゆうのすけ様
    やはりその地方毎にホームセンターは違うのですね!
    ちょっと工作をしたりするときに、部品をバラ売りしてくれるお店があると、ちょっと試したりするのができていいですよね!

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おっさんサイクリスト
自転車趣味歴だけは長いサイクリスト。レースは観戦するもので、自転車旅を楽しんでいます。西日本を中心に活動しています。
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