【第3話】シムにヤスリ加工で滑り防止!ピナレロのシートポスト問題に突破口
「シムを使ってもシートポストが回ってしまう…」 前回の失敗から、私のピナレロ(31.0mm径フレーム)のシートポスト交換計画は暗礁に乗り上げていました。
しかし、自転車仲間からのアドバイスで、あるDIY加工を試してみることに。 それは、「シムの内側をヤスリで荒らして摩擦力を高める」という方法です。
この記事では、実際に試した加工手順や、その後の固定力テストの結果についてレポートします。 カーボンポストの滑りに悩んでいる方のヒントになれば幸いです。
逆転の発想:シム自体を滑りにくくする
前回、カーボンシートポストの表面がツルツルしているため、シムの中で滑って回転してしまうことが判明しました。 そこで頂いたアドバイスがこちら。
「シムの内側に傷をつけて、摩擦抵抗を増やせばいいのでは?」
シートポスト側を傷つけるのは抵抗がありますが、安価なアルミシムなら加工もしやすいですし、失敗してもダメージは最小限です。 「これならいけるかも!」と、早速100均でヤスリを購入しました。
DIY加工:シムの内側を荒らす
作業は非常にシンプルです。 平型の金属ヤスリを使って、シムの内側(シートポストと接する面)をゴリゴリと削っていきます。

- ポイント: 綺麗に削るのではなく、あえて荒く傷をつけること。
- 注意点: 削り粉が出るので、作業後はパーツクリーナーなどで洗浄しましょう。
写真のように、表面のツルツルした加工が削れ、ザラザラとした質感になりました。これが「引っかかり」を生んでくれるはずです。

いざ装着&テスト走行
加工したシムを使って、再度カーボンシートポストを取り付けます。 締め付けトルクは感覚ですが(トルクレンチ推奨)、手応えが変わったように感じます。
テスト結果:ガッチリ固定!
近所を試走し、サドルに横方向の荷重をかけてみましたが…… 動きません! 前回のようにヌルっと回る感覚はなく、しっかりと固定されています。

見た目はシムの銀色が目立ちますが、機能的には大成功です。
結論:ヤスリ加工は有効な滑り止め対策
今回の実験で、「シムの内側を荒らす」という方法は、カーボンポストの滑り止め対策として有効であることがわかりました。
- メリット: 安価に解決できる、シートポスト自体は無傷で済む。
- デメリット: 加工の手間がかかる、シムの再利用(売却など)は難しくなる。
「専用品がないなら工夫する」。これぞDIYの醍醐味ですね。 とりあえずはこの状態で運用を続け、耐久性などを検証していきたいと思います。
次回予告:さらなる完全解決へ?
一応の解決を見た今回のシートポスト問題ですが、実は友人から「31.0mmのカーボンポスト売ってるよ!」という情報も…。 もし今回のDIY対策に限界が来たら、そちらも検討してみたいと思います。
(※追記:購入したシムは、現在入手困難になっているようです。類似品を探す際はサイズ(内径・外径)をよく確認してください。)
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