【クリート互換検証】クランクブラザーズ用格安クリートを試してみた|正規品との違いと使用感レビュー

「正規品は高いし、互換品でいけるならそれでええやん」
そんな思いから始まったのは、クランクブラザーズのビンディングペダルに“互換クリート”を取り付けてみる実験。
今回は、Amazonで購入した格安クリートを実際に取り付けて走行し、
正規品との違いや使用感、取り付け時の注意点などを検証した記録です。
使用したのは、エッグビーターやキャンディーシリーズに対応する2穴タイプの互換クリート。
「ネジが飛び出して足裏が痛い」「脱着が固すぎる」など、
実際に使ってみて初めてわかる“互換品ならではのクセ”もありました。
それでも「ローラー用や街乗り用ならアリかも」と思える場面もあり、
“コストを抑えたいサイクリスト”にとっては検討の余地がある内容です。
この記事でわかること
- クランクブラザーズ用互換クリートの取り付け手順と注意点
- ネジの長さやシムの有無によるフィット感の違い
- 正規品との脱着のしやすさ比較
- ローラー用・街乗り用としての実用性
- 「安かろう悪かろう」ではない互換品の選び方
純正品は高い
知ってます?
クランクブラザーズのクリートは、1セット3,500円ほどの価格なんですよ。
シマノの倍以上の金額なんです。
互換品が売られている
これはグローバル展開しているものの宿命なのか、クリートの互換品が売られているんです
販売停止期間あり
一時期は、完全に商品が市場から消えたので、特許問題で販売できなくなったのかなと思っていたら、最近また出回るようになりました。
自分はOK。他の人はNG。
相方さんの使うものは正規品しか認めていませんけど、自分が使うものは安くしたいので、平気でこんなものを使います。
他社製品互換
国内で最も売れているシマノ製品との互換はありません
クリートの形状が各社ごとの特長があり、互換はほぼありません
ごく一部のみ、使えなくはないが、本来の性能はでません(LOOK製品で使えた経験あり)
Amazonはなんでも売っている
アマゾンで買いました。
中国から直送
中国から送られてきました。
商品比較
最近買った正規品と互換品の比較(正規品は新バージョンになっています)
新しい製品と同じようなつくり
中身を確認したら、新しくなったものの互換品のようです。
左右の表記があります。
古いクリートと交換
何年使っているんだ?
古いクリートと付け替えます。
このクリートは何年使っているんだ?ってくらい古いものです。
付属のボトルは適当なもの
ボルトのヘキサレンチのサイズが違っていました。
正規品4mmですが、互換品は3mmでした。
ねじサイズが変わると面倒
こういう違いって、あとあとに面倒なことになりますよね。
新しいボルトで止めてみた
新しいボルトを使って大体合わせて取り付けました。
ねじの長さが合わない
フィッティングするために、ローラーに乗ったら、位置はあっていてるけど、ネジが靴裏より飛び出ているので、痛い。
マニュアル確認(正規品のもの)
なんでだろう?と、普段読まないマニュアルを確認しました。
ねじの長さが違う
どうやら、シムを取り付けないときは、長さ9.5mmのボルトを使う必要があるらしい。
付属していた、ボルトは12mm弱でした。
調整用のシムは付属していない
シムを入れないといけないらしいが、付属していません。
互換品だから仕方ないですね。
交換前のボルトを使いまわし
以前使っていたボルトに変更しました。
以前のボルトは9.5mmでした。
ボルトがボロボロ
このボルトの頭が、削れているのですが、いつまで使うんだろう。
ボルトの長さって重要
ちなみに、シマノの製品は12mmのボルトで固定するらしいので、シムを入れておけばネジ問題はないのかもしれません。
たまたまワタクシは9.5mmのシムなしで使い続けていました。
使用感
コメントをいただいたので、使用感を記載します
所詮互換品
快適な着脱は望ません
個体差
作っている工場が安く作って、検品もしていないから、安いわけなので、運が良ければ快適・悪ければ不快
下位モデル
キャンディー3を使うまで、スマーティ(ウォルマートで販売されているMTBにアセンブルされていたもの)だったので、それよりは良いと感じています

グレード
相方さんとクランクブラザーズ数種使っていますが、快適な着脱を求めるなら、安価なものはNG
- ペダルのグレードは3以上
- グレード1or2使用でシマノと比べて悪いという人は信用できない
- スマーティ・グレード1or2はおもちゃ(私見)
- 正規品クリートを使う
- クリートの寿命は短い
- 週末サイクリングでも1年程度
- プレミアムクリートは向きを間違えない

キャンディ・エッグビーター2
シクロクロス用にキャンディ・エッグビーター両方とも2を購入しましたが、それなりの着脱感
![[レース]2018メモリアルシクロクロスに参戦しました](https://bike-memo.com/wp-content/uploads/2018/03/ride_B158-320x180.jpg)
自己責任
互換クリートを使って、不快だと思うのは自業自得
【まとめ】互換クリートは“使い方次第でアリ”——正規品との違いを理解して選ぼう
互換クリートは、価格面では大きな魅力がある一方で、
取り付け精度や脱着のスムーズさでは正規品に一歩及ばない印象でした。
特に、ネジの長さやシムの有無によって“足裏に違和感が出る”ケースもあるため、
取り付け時には細かい調整が必要です。
とはいえ、ローラー台や街乗り用など“脱着頻度が少ない用途”であれば、
コストパフォーマンスの高い選択肢として十分に活用可能。
「正規品と同じ感覚で使いたい」なら正規品一択ですが、
「とりあえず使えればOK」という場面では、互換品も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
私もアリエクで互換品を購入しました。
ハメにくいし、外れにくい。慣れてないせいかなと思いましたが、そうではなかったようです。正規品と思われるものを購入して試走したところ、ヌルサクで脱着できました。数ミリ違うだけでこんなに違うのかと驚きました。高くても正規品ですね
貴重な意見をありがとうございます。
互換性は、正規品と比べると快適さが失われますね。
購入したものは、たまたまサイズ誤差が少ないみたいで、使いにくいとは感じませんでした。
個体差が大きいので、快適に使いたいのなら、正規品を購入するべきですね。