ママチャリ関係
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[ママチャリ]ペダリング違和感はBB交換で解決します

みぞお
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Contents
  1. 異音は不具合
  2. 部品購入
  3. 交換作業
  4. チェーンカバーなどを戻す
  5. 試乗
  6. 日本製は優れている
  7. まとめ・交換作業
  8. ママチャリ修理

異音は不具合

購入後、10年以上使い続けているママチャリ(シティーサイクル)のメンテナンス記録

異音が聞こえたまま自転車に乗っていませんか?

異音がするときは、きっとどこか壊れていますよ

ペダルをこいでいるときの違和感

カチッと音が鳴ったり、ひっかかるような感覚があれば、BB(自転車を漕ぐときの軸)に不具合がある可能性が高いです

自転車屋に修理依頼した時の金額

20年位前ですが、約6,000円でした

大阪市内の小規模チェーン店で作業を依頼しました

DIYで節約

自分で交換して、気持ちよく乗り続けましょう

交換費用

工具などは新規購入しないで、部品代のみ

ママチャリのBB交換

概算費用:2,500円


BB:約2,000円

フィキシングボルト:約500円


潤滑油・工具費などは含まない

工具購入

必要な工具を購入した場合の費用は記事下部に記載しています(高いよ)

[自分で交換]ママチャリBB交換時に必要な工具概算金額
[自分で交換]ママチャリBB交換時に必要な工具概算金額

部品購入

通常のママチャリは、回転する軸(BB)とペダルを取り付けるアーム部(クランク)が分離するものが使われています

BBの規格について

BBは、フレーム本体に取り付ける部分の長さと全体の長さを間違えず購入する必要があります

取り外したBB

コストが安く大体このようなものが取り付けられています(カップアンドコーン)

軸を支える部品など独立した形になります

交換するときのBB

また交換するときに、今後のメンテナンスしやすいようにシールドベアリング型にします

ほぼ通販で問題なく購入できるのは、このタイプです

取り付けられているBBサイズを測る

部品をネット注文すると思いますので、到着まで時間がかかります

完全に分解して、乗れない期間が発生すると困ると思いますので、すぐに元に戻せるように作業します

必要な工具

・ソケットレンチ(14mmの場合が多い)

・コッタレス抜き

・モンキーレンチ(大きめが良い)

・マイナスドライバー

・定規

クランクを外す

カバーがあれば、外す

マイナスドライバーなど先端が平らで薄いものを差し込めば外せます

劣化している可能性があるので、壊さないように注意してください

BB軸のナットを外す

ブリヂストンのママチャリのナットは14㎜でした

ペダルを漕ぐ反対側に回す

クランクを外す

BB軸に押し込んで取り付けているので、コッタレス抜きを使って押し出す必要があります

大きい方(サイズが合う方)を先に挿入します(この時小さい方は緩めておきます)

モンキーレンチなどで、小さい方を締めていくとクランクが外れます

注意点

大きい方はしっかり奥まで挿入しておいてください
(中途半端だとネジをつぶします)

クランクなどは固着している可能性がありますので、楽にネジを回せるように柄の長いモンキーレンチを使うと作業が楽になります

カバーなどを外します

飛び出している軸とフレームの長さを測る

自転車の塗装がされている部分から、ねじの根本までの長さを測ります

今回はおよそ30mmです

写真はありませんが、本体部分は68mmです(日本製品は、ほぼJIS規格68mm

計測したBBサイズ

JIS規格(68mm)の軸長128mm(68+30×2)


(BB軸の計算方法)

フレーム本体+飛び出ている軸の長さ×2(左右分)

自転車屋なのではJIS規格と言われるが、販売品の名称はBSA規格になります

元に戻す

部品が届くまでの間も自転車を使えるように、取り外した逆手順でもとに戻してください

発注(ネット注文)

先ほど計測したサイズに近いものを検索して注文します

自転車部品で有名なシマノ製品で、数字が近いものを購入すれば問題はほぼありません

BB

本体68mm・軸長127.5mmを選びました

フィキシングボルト(取付ボルト)

紹介しているページはボルト付きですが、記載がなければ付属していません

互換性があれば、他メーカーでも問題なし

サイズが合っていれば、価格が安い他メーカー製でも使えます

注意点

リスクは製品精度が低く、壊れやすい(可能性が高い・・リスク高)

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交換作業

部品が届いたので、作業を始めます

チェーンを緩める

作業に必要な工具は以下です

必要な工具

・ソケットレンチ(10mm)

・スパナ(10㎜、15mm)

・モンキーレンチ(小さめが良い)

・プラスドライバー

リアカバーを外す

プラスドライバーで、ねじを外し、カバーを外します

シフトのテンションボルトを緩める

10mmのスパナを使って、ボルトを緩めます

緩めなくても作業はできますが、念のため

チェーンのテンションを緩める

  1. ホイールの軸を止めているナットを緩めます(15mmスパナまたはモンキーレンチ)
  2. テンションボルト(ナット)を緩めます(10mmのソケットレンチまたはスパナ)
  3. 反対側も(1)(2)同様にナットを緩めます

チェーンカバーを止めているねじを外す

プラスドライバーで、ねじを緩めて外します(無くさないように気を付けてください)

チェーンカバーを外す

チェーンが見えるようになりました(触ると手が汚れるので軍手などをしてください)

チェーンを緩めて外す

先にテンションを緩めているので、簡単に外れます

外れない場合は、チェーンテンションを緩める作業をしてください

クランクを外す

必要な工具

・ソケットレンチ(14mmの場合が多い)

・コッタレス抜き

・モンキーレンチ(大きめが良い)

・マイナスドライバー

左側(チェーンが付いていない方)を外す

BBサイズを測った時と同様の作業を行います

右側(チェーンが付いている方)を外す

作業工程は、左側と同じです(緩める方向も同じです)

外れました

BBを外す

特殊な工具が必要になります

必要な工具

・フックスパナ

・ハンガーワン回し

BBのカバー(外れないように押さえている部品)を外す

フックスパナで緩めていきます(左右とも)

へこんでいる箇所に引っ掛けて、回していきます

この作業以外に使うことがない工具

BBの軸受け(ワン)を外します

ハンガーワン回しで緩めて外します

この作業以外に使うことがない工具

作業中のトラブル

保管していた工具のハンガー部分パーツがない

先に外したチェーンカバー用のネジが同サイズだったので、代用しました

事なきを得ましたが、工具は大事に保管しましょう

無事外せました

うまく写真が撮れていませんが、ボールベアリングの受け部分が割れていました

綺麗に汚れを拭き取る

グリス汚れには砂なども含まれているので、綺麗に拭きとりましょう

新しいBB取付

必要な工具

・カートリッジBBツール

先に購入したBBを取り付けます。

右(チェーン側)は本体がある方、左(チェーンなし側)は、カバーのみの方を取り付けます

右側BBを取り付ける時に、チェーンカバーの台座を忘れないでください

BB取付工具は、使っているシマノ製は使いにくいので、以下のものをオススメします

クランク取付

必要な工具

・六角レンチ(8mm)

クランクを左右互い違いになるように取り付けます

購入したボルトを使用する

取付

六角レンチでボルトを締め付け、クランクをBB軸に固定します

交換前につけていたキャップは不要です

左側

左側は、BBのカバーも不要です

余計なものが写りすぎ・・・・

チェーンカバーなどを戻す

取り外しと逆工程で、元の状態に戻します

チェーンを戻す

テンションを緩めているので、簡単に戻せると思います

手間を惜しまない方は、この時にチェーンなどの掃除することをオススメします

チェーンカバーを戻す

取付位置が正しいか確認してください

チェーンのテンションを戻す

緩める工程の逆の作業を行ってください

シフトケーブルのテンションボルトを締める

10mmスパナを使って締め直します

リアカバーを取り付ける

作業終了

以上で、作業は終了です

試乗

近所を少し走行したら、まだ異音がする

異音が消えていない

ペダルが大きな異音の原因でした

新しいので、可能性から排除していたのが間違いでした

油をさす

潤滑油を注入して対応

まだ異音がするので、様子をみて、ペダル交換します

可能性を見誤った

MKS(三ヶ島製作所)のものだから勝手に大丈夫だとおもっていた

日本製は優れている

BBは日本製で、ペダリングに違和感があったけど、まだまだ使えたかもしれませんね

10年以上たっているけど、すごい!

まとめ・交換作業

BB交換しなくても良かったような気がしますが、部品が欠けていたのは確認しています

大きな事故が起こる前に交換できたと思うので、満足です

作業時間

写真を撮りながらなので、1時間以上かかりましたが、作業だけするなら30分くらい

作業台

センタースタンドがあったので、専用の作業台は不要でした

コスト

工具があれば、自転車屋に依頼する半額程度で作業ができます

これを安いと考えるかは個人の価値観だと思いますが、DIYで作業をすることは楽しいです

乗り心地

普段、あまりママチャリに乗らない相方さんが、ペダリングの良さに驚いていました

もたつく印象なし

ママチャリ独特の重いペダリングを感じなくなったそうです

違いが判る

ロードバイクなどでグリスアップしたりすれば違いが判りますが、それ以上にはっきり違う乗り心地に変わります(良くなる)

必要な工具

工具をそろえた場合の費用も記載します(選んでいるものは比較的名前の通った安価な製品)

必要な工具

概算購入費:18,000円


〇ヘキサ・ドライバーレンチ:約1,200円

〇ヘキサレンチセット:約1,200円

〇ソケットレンチセット;3,500円

〇コッタレスクランク抜き):1,600円

〇モンキーレンチ:1,000円

〇スパナセット:3,500円

〇ロックリングリムーバー:1,500円

〇ボトムブラケットレンチ ピンスパナ:約2,000円

〇カートリッジBBツール:約2,200円


amazonで、もっと安い製品もあります

工具の精度

ほぼノーメンテナンスのネジを緩めたりするので、しっかりした工具を使う方がいい

※)力のかけ方が悪いと、工具が壊れるか、ネジ山を舐めます

工具を揃えるとコスパ悪い

工具購入費で、自転車屋に頼む金額の倍以上になります

安く仕上げたいなら、自転車屋へ持ち込みましょう(汚れなくて済みますし・・)

[自分で交換]ママチャリBB交換時に必要な工具概算金額
[自分で交換]ママチャリBB交換時に必要な工具概算金額

自転車買い替え?

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みぞお
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おっさんサイクリスト
自転車趣味歴だけは長いサイクリスト。レースは観戦するもので、自転車旅を楽しんでいます。西日本を中心に活動しています。
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