工賃ゼロで快適復活!ママチャリ前後タイヤをDIYで交換してみた

「そろそろタイヤが限界かも…」そんな違和感を覚えたら、交換のタイミングかもしれません。
この記事では、ママチャリの前後タイヤをDIYで交換した実体験をもとに、作業の流れや必要な工具、実際にかかった費用を詳しく紹介します。
さらに、自転車屋に依頼した場合の費用相場(前後で約4,000〜5,000円)とも比較しながら、DIYのコストメリットや注意点も解説。
「自分でできるか不安…」という方にも参考になる、リアルで実用的なメンテナンス記録です。
愛車を長く快適に乗り続けたい方は、ぜひチェックしてみてください。
🛠️ この記事でわかること
- ママチャリの前後タイヤをDIYで交換する手順とコツ
- 必要な工具と、作業時に注意すべきポイント
- 後輪交換でつまずきやすい“スタンドとチェーン”の外し方
- タイヤ交換後の乗り心地と、費用対効果の実感
- 「自分でやってよかった」と思える達成感
一番乗っている自転車はママチャリ
自転車趣味であっても、使用頻度が高い自転車は、ママチャリ(シティサイクル)です
この記事では、ママチャリのタイヤ交換方法・費用を公開しています
ノーメンテのタイヤがダメになった
購入してから、一度もパンクに遭わなかった「ブリヂストン プレビオ」のタイヤが、ついにダメになったので交換しました

部品代:約4,500円+工賃:DIY(やる気)
パンク経験なし
10年位前購入以来、タイヤとチューブのトラブルはなかった
10年ノートラブル(パンク経験なし)
バースト
近所の用事で、いつの通り乗ろうと思ったら、タイヤが破裂していました

自転車乗車中じゃなくてよかった
タイヤの寿命は、一般的に使用開始から3~5年程度です。ただし、使用状況や運転方法、保管方法によって異なります。
【タイヤの寿命の目安】
- 使用開始から3年:劣化の兆候が現れ始め、表面に小さなひび割れが発生する時期
- 使用開始から5年:ほとんどのケースでひび割れが発生し、徐々に大きく深くなってくる時期
- 製造から10年:外観に目立った異常が見られなくても性能面に不安が残る時期
DIY修理
近所の自転車屋に持ち込んで交換をしようと思ったけど、自分でやってみることにしました
技術力大丈夫?
サイクルベースアサヒで交換してもらったブレーキが、どうも良くないので、ちょっと不審なんです
不安なら自分で
不信なので、自分でやった方がいいかと思いつきました
技術料節約
お店で交換を依頼すると、当たり前ですが技術料(作業料金)がかかります
そのお金(数千円)を節約します
自転車店に依頼の相場比較
実際にかかった費用(自転車店に依頼):約4,950円(税込)
大阪府内の某自転車店にて、前後ブレーキワイヤーの同時交換を依頼した実例です。
内訳は以下のとおり:
項目 | 金額(税込) |
---|---|
前ブレーキワイヤー交換 | 1,650円 |
後ブレーキワイヤー交換 | 1,650円 |
ワイヤー部品代(前後) | 約1,650円 |
合計 | 約4,950円 |
※部品代はワイヤーの品質やブランドにより変動します。
他店の参考価格(2025年6月時点)
- サイクルベースあさひ:前後交換で約5,000円前後(部品代込み)
- 街の自転車屋(例:リンタロウ):前1,500円+後1,600円+部品代で約4,000〜5,000円
通販購入
ヨドバシ.com(ヨドバシカメラ通販)で、ブリヂストン製同サイズのタイヤ(チューブセット)を購入しました。
タイヤ
ヨドバシ・ドット・コムで、前後タイヤ(チューブセット)を購入

なんでも買えるヨドバシ・ドット・コム
リムテープ
ついでに、リムテープも交換します

パナレーサー製より安かったので、こちらにしました
パナレーサーは、パナソニックではない
交換品の合計額
DIY作業をするので、費用は部品代のみ(工賃除く)
交換費用:約4,500円
作業工賃:プライスレス(やる気必要)
工具は良いものを選ぶ
工具はしっかりしたものを選ばないと、無駄な作業が増えるだけ

作業開始
汚いので掃除
ドライブトレイン周りが汚れているので、チェーンを洗いました。

洗車後
少し汚れが落ちて、シルバーの下地が見えるようになりました

後輪の交換
後輪の交換から始めました
メンテナンススタンド便利
自転車をひっくり返して作業をしても良かったのですが、メンテナンス台を持っているので、吊るしました

車体が重いので、載せるのが大変
変速機を外す
まずは、変速機を外しました。

手順大事
交換作業後、元の状態に戻せるように、作業記録を残す

15㎜スパナ必要
ボルトを外したのですが、15mmのスパナやトルクレンチなどがないので、苦労しました
あれ?ロードバイクのものが・・・・
代用品でなんとか
たまたま持っていた16mmスパナで代用したけど、自転車って特殊なサイズが多いですね。
部品の間が狭いので、モンキーレンチを使えない
ブレーキを外す
ブレーキ側も外しました。

ブレーキを先に外しておけば良かった

ついでにブレーキも交換すれば・・・
タイヤを外すのだから、サーボブレーキもアサヒで取り替えたノンブランドから、ブリジストンかシマノ製に交換すればよかった
タイヤを外す
タイヤの両側のボルトを外したら、チェーンがテンションがかからないようにずらして、タイヤを外しました。

慣れていないので、30分くらいかかりました。
タイヤ交換は慣れたもの
タイヤの交換は、ロードバイクなどで慣れているので、すぐにできました。
リムテープもボロボロ
リムテープがとんでもなく痛んでいたので、この状態でリム打ちしていないのもすごいな。

交換しました。

この後のタイヤ交換の写真は、全部ブレてた。
ママチャリもロードバイクもパンク修理(タイヤ交換)は同じ
![[アワイチチャレンジ]ロードバイク女子のパンク修理練習会](https://bike-memo.com/wp-content/uploads/2014/10/cycle_B76-320x180.jpg)
後輪を戻す、大変
タイヤを戻すのに、とても時間がかかりました。(1時間半くらい)

手順大事
センタースタンドに後から交換したので、部品が思っていた構造と逆向きになっている箇所があり、それを理解するのに時間がかかりました。
何度も着け外したのが原因です。
もっと詳細に写真を撮ればよかった。(そして、もう少しブレないカメラが欲しい)
次、前輪
前輪は、後輪ほど時間がかからないと思いながら作業をしました。
前輪は簡単(ロードバイクと変わらない)
ボルトを外すだけで、外れるので比較的簡単な作業になります

- ロードバイク趣味なので、作業はほぼ同じ
- 泥除けなど、作業の邪魔になるのが、やや面倒
ハブダイナモ注意
落とし穴は、ハブダイナモのコードでした。

外そうと思ったけど、プラスティック部分が劣化していて、なにか恐ろしいことが起こりそうな気がして、ライトを外して、断線しないように作業をしました。

10年、外置きだったので、プラやビニール部分が崩壊しそうで怖い。
タイヤ交換は慣れたもんです
前輪は、すぐに終わって、無事に交換完了です。
まとめ
片付けまで入れて、2時間くらいの作業でした。
トータル作業時間:2時間
後輪作業大変
後輪の取り付け方を理解するのに、時間がかかり過ぎた
次に交換するときは、もう少し早くできると思う
買い替えた方が・・・
次にタイヤを交換するタイミング(10年後?)では買い換えた方がいいかも・・・
タイヤ以外パーツが、劣化していそう
10年ノートラブル
10年間、1度もパンクをしなったタイヤ。

最後はバーストしましたけどね。
チューブ綺麗
チューブに1つもパンク修理痕がない
タイヤ交換で感じた、“走りの軽さ”と“DIYの楽しさ”
交換後の走りはまるで別物
新品タイヤに替えたことで、ペダルが軽くなり、段差の衝撃もマイルドに。
「もっと早くやっておけばよかった」と思えるほどの変化でした。
後輪は“構造の理解”がカギ
スタンドや泥除け、チェーンカバーなど、外す順番と構造を把握しておくと作業がスムーズ。
特に、センタースタンドの取り付け向きに注意が必要でした。
DIYならではの“気づき”と“満足感”
作業中にライトの配線やブレーキの構造にも触れることで、普段見えない部分の仕組みを知る良い機会に。
「次はブレーキも交換してみようかな」と、メンテナンスの楽しさに目覚めるきっかけにもなりました。
ママチャリ修理
DIYでママチャリの主要な部品交換やメンテナンスを紹介しています
ブレーキケーブル交換

劣化部品交換
![[ママチャリ修理]劣化した部品を交換しました](https://bike-memo.com/wp-content/uploads/2022/07/custom_B88-320x180.jpg)