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【ロードバイクのブルホーン化】STIレバー流用で快適街乗り仕様へ!手順とケーブル処理のコツを徹底解説

みぞお
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「ロードバイクのドロップハンドル、街乗りだと少し窮屈に感じませんか?」 「もっと気楽に乗れるポジションにしたいけれど、フラットバーロードにするほど大掛かりな改造はしたくない…」

そんな悩みを持つサイクリストにおすすめなのが、「ブルホーンハンドル化」です。 攻撃的なルックスと、手首が自然な角度で握れる快適性を両立できるこのカスタム。実は、今使っているSTIレバー(変速ブレーキレバー)をそのまま流用すれば、低コストで実現可能です。

しかし、STIレバーをブルホーンに付けるには、「ブレーキワイヤーの急な曲がり」という大きな壁があります。

この記事では、実際にロードバイクをブルホーン化した筆者が、「フレキシブルガイドパイプ」を使ったケーブル処理の裏技や、バーテープの巻き方のコツ、そして実際に乗ってみて感じた「本当のところ」を包み隠さずレポートします。

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なぜ「ブルホーンハンドル」なのか?そのメリット

ドロップハンドルからブルホーンに変える最大のメリットは、「街乗りにおける操作性と快適性の向上」です。

  • 自然なフォーム: ブラケットポジションに近い姿勢を維持しつつ、手首を自然な角度で保持できます。
  • 前方視界の確保: 深い前傾姿勢になりすぎないため、交通量の多い街中でも周囲を確認しやすくなります。
  • ルックス: 他のバイクとは違う、個性的で攻撃的なシルエットになります。

2. 準備編:STIレバー流用に必要なパーツ

今回は、コンポーネント(ST-4500 Tiagra等)をそのまま使い、ハンドル周りのみを交換するエコノミーなカスタムを行います。

必須アイテム

①ブルホーンハンドル

クランプ径がステムと合うものを選びましょう(今回はドロップタイプのエンド形状を選択)。

②バーテープ

ブルホーンは角の部分など巻くのが難しいため、伸縮性のある素材がおすすめ。

③【重要】フレキシブルガイドパイプ

今回の肝となるパーツです。

実践!STIレバー取り付けと「ケーブル問題」の解決

ブルホーン化で最も頭を悩ませるのが、ブレーキケーブルの取り回しです。 ドロップハンドル用に設計されたSTIレバーをブルホーンに付けると、ケーブルの出口がハンドルと干渉し、無理に曲げるとブレーキの引きが極端に重くなってしまいます。

救世主「フレキシブルガイドパイプ」

そこで活躍するのが、Vブレーキ等で使われる「フレキシブルガイドパイプ」です。

通常は金属製の硬いカーブを持つバナナ管を使いますが、このフレキシブルタイプは自由に曲げられる構造になっています。

取り付け手順

①STIレバーの固定

握りやすい位置にレバーを仮止めします。

②ガイドパイプの装着

ブレーキアウターケーブルの代わりに、STIレバーのケーブル出口にこのガイドパイプを接続します。

③ルーティング

ガイドパイプの柔軟性を活かし、急角度でハンドルに沿わせます。これでワイヤーの摩擦抵抗を最小限に抑えられます。

④固定

ハンドルに沿わせたケーブルをビニールテープでしっかり固定します。

この工夫により、STIレバー本来の操作感を損なわず、ブルホーン化が可能になります。これは先人たちの知恵が生んだ素晴らしいアイデアです。

仕上げ:ブルホーンならではのバーテープ巻き

ケーブルの処理が終わったら、仕上げのバーテープ巻きです。 ブルホーンハンドルは、ドロップハンドルとは少し勝手が違います。

巻き方のコツ

①外から内へ

基本はドロップと同じく、力がかかる方向に合わせて緩まないように巻きます。

②STI周りの処理

レバーの根元は隙間ができやすいポイントです。「8の字巻き」を駆使したり、隠しテープを使ったりして、地肌が見えないように丁寧に巻きます。

今回はコルクタイプのバーテープを使用。クッション性が高く、多少の巻き直しも効くので初心者にもおすすめです。

レビュー:ロードバイクにブルホーンは「正解」か?

カスタム完了後、しばらく乗ってみて感じた正直な感想です。

結論:用途による

街乗り・ポタリング: 非常に快適です。

ストップ&ゴーが多く、上体を起こして走りたいシーンでは、ブルホーンの「角」を持つポジションが楽に感じます。

ロングライド・峠: ドロップハンドルに軍配が上がります。

ロードバイクのジオメトリ(設計)はドロップハンドル前提のため、ブルホーンにするとポジションが中途半端になりがちです。下ハンドルを持てないため、向かい風や下り坂での安定感は劣ります。

筆者の選択

最終的に、このロードバイクはドロップハンドルに戻しました。やはり「ロードバイク本来の走り」を楽しむには、純正の形が一番理にかなっていると気づいたからです。

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しかし、ミニベロ(小径車)のブルホーン化は最高でした。 車体がコンパクトなミニベロとブルホーンの相性は抜群で、こちらは現在もブルホーン仕様で愛用しています。

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まとめ

ロードバイクのブルホーン化は、STIレバーとケーブルの処理さえクリアすれば、比較的簡単にできるカスタムです。 「フレキシブルガイドパイプ」を使えば、ブレーキの引きの重さに悩まされることもありません。

「今のロードバイクを街乗り専用機にしたい」「見た目をガラッと変えたい」という方は、ぜひ挑戦してみてください。乗り心地の本質に気づく、良い経験になるはずです。

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ABOUT ME
みぞお
みぞお
おっさんサイクリスト
関西在住の自転車DIY愛好家。 「自転車組立はプラモデルみたいで面白そう」という直感をきっかけに、ロードバイクの世界へ。 現在は、自転車の組立(バラ完)・メンテナンス情報のほか、10年以上続くフェリー輪行旅の記録、さらに家電修理などのライフハックも発信中。 「自分の手で直して楽しむ」をモットーに、初心者でも真似できる等身大のDIY記録を綴っています。
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