【手組ホイールDIY】赤ニップルで印象激変!地味ホイールを“声かけられる”オシャレ仕様にカスタム

「地味なホイール、どうにかならない?」
そんな悩みを解決するのが、ニップル交換による“見た目カスタム”。この記事では、銀スポーク×アルミリムの地味な手組ホイールを、赤ニップルで印象アップさせるDIYカスタムの手順と効果を紹介します。完組ホイールとの差別化や、フリマ出品時のアピールにも使えるテクニックです。
この記事でわかること
- 手組ホイールが地味に見える理由と構成(銀スポーク×銀ニップル)
- 赤ニップルへの交換で印象を変える方法とコスト
- スポークテンションの測定と調整のポイント
- ニップル交換の作業手順と必要工具
- 完組ホイールへの応用と注意点
手組ホイール
以前に組んだ手組ホイールをフリマサイトに出品しましたが、全く売れないので、少し手を加えてみました

地味
手組ホイールは、完組ホイールと比べると、特徴ある組み方で仕上げるのが難しいので、地味に見えます
構成
アルミ(リムハイト40mm)のリムで、銀色のスポーク、ニップルを組み合わせているので、より地味です
アピールポイント
ハブは、アメリカンクラシック(前)、TNI(後)を使用しているので、回転は良いのですが、これは写真や文章では伝わらない
価格を下げたくない
古いものだけど、それなりにコストをかけて作ったものだし、あまり使わなかったので、できれば高く売りたいのが本音です
差別化を図る
あまりお金をかけると、より売れなくなるので、簡単にできることを試そうと思いました
構成を変えずに色を変える
色を変えて印象を変えてみました
スポーク変更
スポークを黒や扁平に変更するも考えましたが、安く見積もっても1本150円×48本+送料を考えると10,000円程度の出費になるので、無駄ですね
ニップル変更
スポークに比べると安くつきそうなのと、別のホイールを組んで余っている赤ニップルが48個以上ありました

在庫になるだけで、実質タダだと思っておきます
交換
全部ばらして、組み立てるのもありですが、ニップルを一つずつ交換することにしました

テンションを測る
現在のテンションを測って、入れ替えたものを、その数値に合わせます

数値を公開すると混乱の元なので、非公開(パーツや組み方で全く違う数値になります)
一つずつ緩めていく
ニップルを時計回りに緩めていきます

一番大変なのは、外したニップルがホイールから取り出す事です
交換
外した箇所に、新しいニップル(赤)を取り付けます

先に調べておいたテンションに合わせます
繰り返す
今回のホイールは前後24本なので、24×2回同じ作業を繰り返します
36本じゃなくて良かった
24回繰り返すのも意外と大変だったので、36本組だったら途中で投げ出していたかも・・
振れ取り
手組ホイールの楽しい時間、縦振れ・横振れ・センター合わせです

元々組んであるので、調整程度で合わせられると思います
完成
バラバラの状態から組むよりは、作業が早かった気がします(前後2時間程度)

大きく見た目の印象が変わっていないですが、ニップルが赤いと、サイクリストによく声をかけられる不思議なパーツです
予想よりいい
すこし地味な印象から変わった気がします
ニップル代金
コスト0円ではおかしいので、購入1200円のうち2/3を今回で使ったので、800円です
作業費
これは趣味で作っているので、プライスレス
完組でも
完組ホイールでもニップルを交換することは可能ですが、スポークテンションが人の手では無理だと思うくらい高いものがあります
戻せない可能性あり
最悪、元の状態に戻せない可能性があるので、あまりオススメしません
楽しい
印象が変わると、少し愛着も増えるので、手組ホイールは楽しい
【まとめ】“ニップル交換だけでホイールの印象は変わる”——手組ホイールの魅力は、ひと手間で愛着が増すDIYカスタムにある
今回のカスタムでは、構成を変えずにニップルの色だけで印象を変えるという、コストを抑えた差別化が実現できました。赤ニップルは視認性も高く、サイクリスト同士の会話のきっかけにもなります。テンション管理と振れ取りを丁寧に行えば、見た目だけでなく性能も維持可能。完組ホイールへの応用は難易度が高いため、まずは手組ホイールで試すのがおすすめです。