ホイール関係
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【手組ホイールDIY】32Hハブ×24Hリムで2:1組に挑戦!スポーク軽量化と変則組の可能性を検証

みぞお
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「このハブ、まだ使えるし、なんとか軽くできへんかな…」
そんな発想から始まったのは、32HのDURA-ACEハブを活かしつつ、
24Hの軽量リムに合わせて“2:1組”でホイールを組むという変則チャレンジ

今回は、スポーク本数を間引いて軽量化を狙いつつ、
スポークテンションや乗り心地への影響を検証する、
“実験的ホイールビルド”の記録
です。

目的は、重たいARAYAのプレーンリムから、
軽量でリムハイトのあるリムへの換装

#14(2.0mm)スポークから#15(1.8mm)への変更も視野に入れつつ、
「スポークを8本間引けば約25%軽くなる」という計算にワクワクしながら、
ネットで情報を集めて“できそうな気がしてきた”という勢いでスタート
しました。

🛠️ この記事でわかること

  • 32Hハブと24Hリムを組み合わせる“2:1組”の理論と実践
  • スポーク本数を減らすことで得られる軽量化の効果
  • スポーク長の計算と“交差の有無”による乗り心地の違い
  • 3D CADを使わずにスポーク長を算出する“アナログな工夫”
  • 32Hハブ&リムを活かして“エアロ効果ホイール”を作る裏技
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DURA-ACEハブを有効活用したい

今回の手組ホイール計画は、ワタクシが持っているDURA-ACEハブ(32H)を使って、重いARAYAのプレーンリムから、軽量で少しリム高があるものに変更するのが目的です。

詳しい友人に相談

ホイールマニアのKzumiさんに相談したら、オススメの商品の他にマニアックなアドバイスをくれました。

「24Hのリムにフリー側16、反フリー側8とかでも組めるかと」

初めて手組をするのに難しいことはできないよと、そのときは返事をしていました。

できるかも?

初めての手組ホイールが一応形(まだ完成していない)になると、欲が出てきます。

違うことをすれば

スポーク32本で組んだホイールは、当たり前ですが重いです。


今回使った#14(2.0mm)を#15(1.8mm)に変更しても10%しか軽くならないしと、変則組についてネットを調べて体験談を読んだら、無謀にも出来そうな気がしてきました。

間引けば軽くできる

スポークを8本間引くことができるので約25%の軽量化になり、スポークも細くすれば更に10%軽くすることができて、かなりの軽量化になりますね。

このやり方で・・・

たまたまですが、練習用に組んだホイールの組み方をアレンジしたら、32Hハブと24Hリムの組み方になります。

こうすればいいのでは・・・

フロントはラジアル組でスポーク穴を4つ毎に間引きます。
リアの反フリー側は8本のラジアル組で、フリー側は2交差で16本組で組むそうです。

絵にしてみる

イメージをイラストにしてみると、なんとなく出来そうな気がします。

問題は

この組み方でのスポークの長さの算出方法がわかりません。

力業で計算する

どうしたらホイールが出来あがるのか組み方の理論を分かっていない

パソコンの数値入力が出来るドローソフトを使う

平面ながらリムやハブ大きさ等の条件を同じにして、リムを32Hの場合と24Hの場合でのスポーク長の違いを計測する

その割合を掛け合わせればスポーク長を決められるのではないか

以上、閃いたので、その算出数値を検討中です。

余計なことはしない

「デジタルを使ったアナログなことをせずに、ちゃんと3D CADで図面化して計算しろ!」と新田先輩に突っ込まれそうなのですが、ソフトの使い方から覚えないといけないので嫌です。

完成は夏に

ワタクシ用のホイールは、夏頃に組もうと考えていたので、それまでに納得いく相互間の割合を出して、発注しようと思います。

もしくは、変則スポーク長の算出方法を公開しているHPを探します。

変則スポーク長考察

無理やりな方法ですが、スポーク長を計算しました

“常識外れ”が面白い!32Hハブ×24Hリムで挑む、2:1組ホイールのスポーク長算出法
“常識外れ”が面白い!32Hハブ×24Hリムで挑む、2:1組ホイールのスポーク長算出法

“完組ホイールにない自由さ”——変則ホイール組みで広がる手組の楽しみ

32Hハブ×24Hリム=“間引き”で軽量化

32Hのハブとリムをベースに、反フリー側のスポークを半分にしてラジアル組、
フリー側は通常通りの2交差で組むことで、
“2:1組”の構成が完成

スポークを間引くことで軽量化しつつ、
テンションバランスも保てる構成に

スポーク長の計算は“アナログでOK”

「3D CADで図面化して計算しろ」と言われそうだけど、
今回は平面図と手計算でスポーク長を算出
条件を揃えて32Hと24Hのスポーク長を比較し、
“現実的な差”を確認することで、
実用的な組み方として成立することを確認
しました。

“趣味だからこそできる”変則組の魅力

完組ホイールでは味わえない、“自分だけの仕様”を追求できるのが手組の醍醐味
性能だけでなく、見た目や構成の自由度も含めて、
「やってみたら意外といけるやん」という発見があるのが面白いところ
です。

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  1. tsun

    なるほど、そういうのもあるんですね。
    リアはフリー側だけでテンションを張っているようなものですからね。

  2. みぞお

    > tsun様
    リアは2:1組と言うらしいです。
    手組は今の完組と比べると性能面でのメリットはほぼないようですが、色々な方法を試してみるのは趣味として楽しいと思います。

  3. kzumi

    フロントは16hでいけませんか

  4. みぞお

    > kzumi様
    16Hのリムはほぼ販売されていませんし、あってもカーボンのエアロリムしかないから、そんな怖いものに手を出せません。
    調べたら32Hのリムの間引きで対応出来そうですが、リムに何も通さない穴が残るから嫌です。

  5. tac-phen

    なるほどこういうスタイルもあるのですね。
    走りに違いが出てくるのでしょうか?
    ポチ。

  6. moumou

    またまた無茶振りに対応ですね(笑)。

  7. みぞお

    > tac-phen様
    速く走る為の性能よりも乗心地に違いが出るようです。
    スポークの交差がある方がショックを吸収して乗心地が良く、交差の無い状態では直線的に地面のショックを受けることになるようです。

  8. みぞお

    > moumou様
    Kzumiさんの無茶ぶりは、あっさりスルーの方向です。
    彼の要求を受けるのは無理です。

  9. BSH

    私も似たような方法で変則組みに初めて挑戦しようと思います。
    リムとハブはいずれも32H用ですが、反フリー側はスポークを半分しか使わずラジアルでフリー側を通常通りに組みます。
    リムとハブの流通量は32Hが圧倒的に多いし、穴数が同じリムとハブ同士なら、スポーク長の計算がしやすいので、、32Hしか出ていないハブとリムで、24H~28Hのエアロ効果ホイールを作れるテクニックなのでぜひ成功させたいです。

  10. みぞお

    > BSH 様
    スポークの間引きホイールが、ご希望通りに組み上がるように頑張ってください。
    またどこかで結果を見られることを願っています。
    ワタクシのホイールは、図面を書いて長さを測り、ラジアル組と変則組の差を計算して、スポークを用意して組みました。
    リアの2:1組は2本と、変則フロントホイール1本は、一応壊れることが無く使えています。

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みぞお
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おっさんサイクリスト
自転車趣味歴だけは長いサイクリスト。レースは観戦するもので、自転車旅を楽しんでいます。西日本を中心に活動しています。
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