[RIDLEY HELIUM LTD]コンポを載せ替えます
RIDLEY HELIUM LTD
余った部品で組み立てたリドレーですが、友人から頂くことになり、自分なりのカスタムをすることにしました
ちょっといいホイールに変えるくらいにするつもりでしたが、”ピナレロ ガリレオ”をカンパニョーロで組み立てた時に、自分のメインバイクもカンパ化しようとコツコツ集めた部品がありました
コンポーネント載せ替える
メインバイクはシマノままにしようと決めたので、カンパニョーロに載せ替えます
Campagnolo VELOCE
今では完全な時代遅れの10速コンポーネントで、グレード最下層のヴェローチェです
良いものを求めすぎるとキリがないので、時代遅れは安く手に入るので、コスト優先です
部品の整備
中古部品を集めているので、問題のあるところなどを整備します
ホイール整備
購入したカンパニョーロ用ホイールは、リアのリムが損傷していたので、リム交換しました(デジカメのデータを間違えて消して、元画像がない)
リム交換
購入した”MOST DUEL”のリムをTNIの軽量リムに交換しました
フリー側:タンジェント、反フリー側:ストレートだったのですが、どちらもタンジェントで組みなおしました
スポーク交換
当然スポークも交換しています
スポーク長を測る前に、元のスポークで組んでみたら、見事にテンションが飛びました
ドレスアップ
黒スポークが手に入らなかったので、ニップルだけカラーカスタムしました
こんな小さな部品が赤いだけで印象が変わるので、ホイールの見た目は重要です
ベアリング交換
古いものを購入しているので、駆動系を新しいものに交換しました
クランク
クランクのベアリングがゴリゴリだったので、安く手に入ったセラミックベアリングのものに交換しました
リアディレイラー
ヴェローチェなのに、リアベアリングがセラミックに交換してあったので、メンテナンスでスムーズに動くようにしました
(メンテナンスの画像が消えた・・・)
ケーブル処理
まだ使えると明記されたケーブルがついていたので、ハンダ処理をして流用することにしました
元のケーブルも再利用できるようにハンダ付けしています(もったいない)
下処理
ステンレスは錆びないように表面処理がされているので、一時的に表面処理をします
フラックス(液体)をしみこませて、錆びる状態(酸性処理)にします
ハンダ付け
ステンレスのハンダを使って、先端を固めます
普通のハンダ(スズ)でもいいけど、なんとなくステンレス
洗う
先端処理をしたら、水でフラックスを洗い流します
フラックスが残ったままだと、そこから錆びます
ステンレスは錆びにくいですが、1か所錆びると、そこから広がっていきます
コンポーネント載せ替え
旧コンポ(SHIMANO9速)から新コンポ(カンパ10速)に載せ替えます
どちらも15年以上前のコンポなので、新はないよね
ハンドル回り
ステム・ハンドルを一回り小さなものに変更しました
白のハンドルとステムが手に入ったので、イメージを統一できてラッキーです
チェーン
9速と10速は互換がないので、流用は無理ですね
購入したコンポセットにカンパのチェーンがついていたので、長さがあったのでラッキーです
クランク
諸事情で、シマノ105のまま組むことにしました
用意したBBがITAでした(確認不足・この時気が付く)
ディレイラー
シマノと互換性がないので、丸ごと交換です
ヴェローチェ組
FDはバンドタイプのヴェローチェ(後でケンタウルに交換しました)
RDはヴェローチェ
ブレーキ
スケルトンタイプのブレーキなので、カンパニョーロらしいです
ケーブル
アウターケーブルは、シマノを使ってもよかったのですが、ダイワサイクルで適当なものを買ってきました
ブレーキはGIZAだけど、シフトは聞いたことないメーカーのもの
仮組・調整
外装ケーブルなので、特に難しいこともなくケーブルを張りました
シフトインナーケーブルは流用できず、新品を使いました(1本だけ)
変速調整
変速調整は、ほとんど何もせずに決まりました
クランクは後で
BB・クランクを交換したら、また調整をやり直しですね
BB
間違えなくBSAのBBを用意しました
BSAは、「1.370″×24」と表記されています
BB交換
ちゃんとBBを交換できました
クランク
ヴェローチェ(コンパクトクランク)に無事交換できました
調整
特に変速が狂わなかったので、そのままでOKでした
仕上げ
バーテープやケーブル処理をし、仕上げます
バーテープ
安く買った赤色を巻きます
赤い
不具合が目立つ
ブラケットカバーが痛んでいるのが目立ちますね
ちぎれる一歩前です
ブラケットカバー
見た目も悪いし、危ないので交換しました
旧エルゴパワーはレコード用しかブラケットの替えがないのですが、そのまま使えそうです
すっきり
凹凸もないくらい痛んでいた表面もきれいになりました
シマノならオーバーホールをするときにブラケットカバーも交換するのですが、カンパのブラケットカバーは高い・・・
EC-RE600
忘備録で型番を記録しておきます(4000円強)
完成
見た目も良くなりました
試乗
友人と出かけるときに、ぶっつけ本番で乗ってきました
理想通りの乗り心地でした(一部除いて)
問題
仕上がりに満足なのですが、一部問題を解決していきます
ホイールが向いていない
ヒルクライムをメインにするのなら、このままでもいいのですが、ハイエンドバイク集団の友人たちと一緒に走るときは、ホイールが限界でした
リムハイト
C24以下のリアホイールになるので、32㎞/hからの減速がはっきりわかりました
友人は35㎞/hオーバーで走るのでついていけません
とりあえず入手
あまりお金をかけたくないのですが、カンパフリーのホイールは市場にあまりないので、安めのものに交換しました
40km/hは要らないので、35km/hくらいまでは減速しないでほしい
シートポスト
ポストマウントのシートポストにひびが入っている問題は解決していますが、表面処理だけすることにしました
アルミテープ
最も安上がりなアルミテープを巻きました
補修
あまり効果がないかもしれませんが、亀裂に貼りました
他も検討
レジンで固めるなど他の方法も試してみます
まとめ
長く自転車趣味を続けているので、カンパニョーロの自転車に憧れがあったので、自分のバイクに導入できて満足です
今後のメンテナンス
10速時代のパーツはドンドンなくなっているので、機会があれば予備パーツを購入しておこうと思います
カスタムは楽しい
自分のバイクを自分の手で自分好みに変えていくのは楽しいです
何かあっても対応できる
トラブルがあったら自己責任はお店で買おうが同じですが、違和感を感じた時に、ここ化もしないと理解できるので直すのも楽です