[2012年挑戦]自宅から高野山ヒルクライムチャレンジ!

高野山へ
最近は、まともに自転車に乗っていないと反省しているダメなおっさんがいるわけです。
説明するまでも無くワタクシなんです。
そんな時に、怠け切った心と体にむち打つにはとても良い話を自転車屋で聞きました。
ショップライドで高野山
「9月16日にお店主催で高野山へ登りにいく」
ほっほう。岸和田から行ける距離なんだとコース等の話を聞き、参加してみたいと話をしていると、ワタクシの現状ではとてもお気楽についていけるような人達の集まりではないようです。
1人でチャレンジしてみよう
しかし、その日の相方さんは友人達と女子会の六甲山へ登山に行くし、ルートを調べてチャレンジしてみたいと思い、店長さんに集合時間(愛彩ランドに8:00)を聞いて、それより早い時間にワタクシだけスタートして、途中で抜いてくださいと、自分だけの高野山ヒルクライム(帰りは適当な駅で輪行)を決行することにしました。
派手なウエアで行く
見つけてもらう為に、派手なウエア(赤にスヌーピーが大きくプリントされているもの)を着ていきますと約束して、帰って準備です。
鍋谷峠越えて高野山
ルートとして、鍋谷峠を越えて、九度山町から高野山を目指すので、累積標高は1400mになります。
スプロケット交換
スプロケが23Tでは不安があるので、在庫で持っている25Tを使うことにしようとスプロケを外そうと思ったら、締まりすぎているのか全く外れずに、何か部品が折れたので、これ以上やると危険ということで、丁度だんじりを見る為に遊びに来てくれていたとっくり氏から、「とっくり4号」に履かせているカンパのシロッコを借りました。
ホイール交換
スプロケを大型化して、ホイールも軽くなったので、翌日の準備は万端です。
夕方には大雨が降っていましたけどね。
サイクリストの朝は早い
翌朝6:30に家を出発です。
相方さんも参加
ここで、一つ予定変更が入り、六甲山行きが前日の大雨により中止になった相方さんも行ける所まで行ってみたいと一緒に行くことになりました。大分心強い仲間が増えました。
輪行バックなど背負う
輪行バック等の荷物は全てワタクシが持つので、カバンを背負って行くことになり、スヌーピーが見えないなと思いましたが、店長さんに組んでもらった自転車だから、見たらすぐに分かるでしょうと言うことで気にせずに出発です。
鍋谷峠
そして、7:30に鍋谷峠へ向かう最後のコンビニで補給を済ませます。
約30分タイムを早めましたが、恐らく鍋谷の途中で追い越されるでしょう。
大変なのぼり
さすがに、600m以上を登るので、殆ど撮影する余力はありません。
シマノの選手
シマノレーシングの選手が練習コースに使うだけのことはあり、登り始めたら緩急は多少あるくらいで、ずっと登りです。
途中でシマノレーシングのウエアを着ている人とすれ違ったので、選手だったのでしょうか?と思いましたが、そんなことを気にする余力もありませんでした。
途中で心が折れそうになりましたが、お互いに励まし合い、自分には思いっきり喝を入れる為にも登り続けました。
登りきる
途中何度も休憩しながら、9:30に頂上まで到着です。
いつかの目標を達成
岸和田に引越してきた時に、相方さんのお父さんに「自転車でよくここを登っている人がいるよ」と車で連れてきてもらってから、いつか登ろうと思っていたことを達成しました。
かなり辛かったけど、またチャレンジしてみたいと思う登りがいのあるコースでした。
高野山へ
頂上までに自転車屋グループが追い越して行きませんでした。
あれ?何かトラブルがあったのかな?と思いましたが、他人を気にする程の余力はないので、すぐに下り始めます。
和歌山の景色
高い所からの眺めは綺麗です。
左手奥にかすかに見えるのが高野山かと思うと、遠くまで来たなと頑張ってきた甲斐があります。
ゆっくり下る
下りはかなりのスピードが出るので、ダウンヒルをやる人には楽しいコースですが、我々は怖いので、ゆっくりと下ります。
かつらぎ町のファミマ
坂を下ったところで、事前に店長さんと話をして休憩ポイントに決めていた、かつらぎ町のファミリーマートに10:30に到着です。
ショップライドと合流
我々が到着して、およそ10分後に、自転車屋グループが到着です。
皆さんとても速そうな人達ばかりでした。そして、とても良い人達でした。
トラブルがあったらしい
話を聞くと、集合が遅れたりトラブルがあったりで8:40に出発して、途中で体調を崩されて離脱した人がいるそうです。
その対応等をされていたから、追いつかれなかったのですね。
しかし、スピードを比較すると、我々が3時間で越えた峠を2時間で越えて来たそうです。
とてもじゃないですが、一緒に走れる訳がありません。
再出発
ワタクシ達は先に休憩を終えて、「すぐに抜かれると思いますので、よろしく〜」と声をかけて、出発です。
この時は最後まで行けるか不安でしたが、同じチャレンジをする仲間(レベルが違いすぎますけどね)がいるのに途中で帰るのは格好悪すぎるので、高野山チャレンジは続行です。
九度山
平地なので快調に走って九度山町へ向かっていきます。
集団に抜かれる
丁度登り初めの九度山駅のところで、大集団に抜かれて、再びのんびりと登り始めます。
今度は800m以上の登りです。
矢立茶屋
相方さんは一定のペースで登って行くのに対して、ワタクシは先ほどの峠の疲れの蓄積もあって、途中足が何度か痙攣してしまって、休憩を多めにとりながら、何とか花坂の交差点のお茶屋に13:30に到着です。
やきもち
名物のやきもちは1個を食べきれなさそうな位に疲れていたので、1つを2人で分けて、しっかり休憩したところで、残りの7.5kmを登り切るために再出発です。
気力で頑張る
ここまで来たら「高野山を登ったよと人に言う為だけの見栄だけだね」と相方さんと話しながら、ゆっくり登って行きます。
脚が痙攣
ここからもワタクシは途中で足が痙攣してしまって、足をひっぱってしまいます。
体力はもう少し余裕があるのに、足が言うことを聞いてくれません。
完全になまけた結果の運動不足です。
声援をもらう
登っている途中で、車から「がんばれ!」と声をかけてもらったり、頂上から降りてくる自転車屋グループに「がんばれ!」と声をかけてもらって、大分勇気づけられました。
大門到着
そして、15:10に頂上の大門に到着です。
自宅から65km
家を出発して、8時間40分でワタクシ達のゴールに到着です。
走行距離は65kmで、累積標高は1400mです。
ショップライドは余裕
翌日に話を聞きに行ったら、自転車屋グループはこの後も走り続け再び鍋谷峠を越えて帰ったそうです。
本当にタフな人達です。
金剛峯寺
少し休憩したところで、高野山まで来た記念に高野山らしい場所(赤いお寺)で写真を撮ろうと思いましたが、自転車から離れることもできずに、金剛峯寺の前を逆光で撮影です。
こうやくん
そうすると、向こうからゆるキャラの「こうやくん」がお姉さんに手を引かれて、こちらにやってきます。
なんとも愛嬌のあるこうやくんを間近で見て、元気が出ました。
帰路
輪行できる駅をめざしました
アドベンチャー
意外と大変な思いをして、ロープウェイが出来るまで使われていた参道というか険しい登山道を通りました
極楽橋駅
自転車で走れないので押しながら駅まで降りて行って、南海高野線の極楽橋駅で輪行をして、電車に乗って岸和田まで帰りました。
輪行時間短縮
最近は、駅に到着すると電車の出発時間ギリギリになることが多いので、輪行は2台でも15分かからなくなってきました。
またチャレンジ
この辛さの記憶が薄れてきたら、またチャレンジしてみたいと思います。
ギア比を下げる
今回学んだ教訓は、自分の今の実力ではこのくらいの山になったらコンパクトクランクと28Tくらいのスプロケットを使った方がいいと身に染みて分かりました。
同じく最近はまともに自転車に乗っていないダメなショボクレおじさんです。
ここからいったん下ってまた登りなんですよね。
ヒャァ~、私ならここで引き返すところです。
淡路行って思いましたが、自分は絶対28Tが手放せないと思いましたw
ココは自分も一度行ってみたいとこですねぇ。ただ自分も心が折れて引き返しちゃうかもですけど・・・。
> tsun様
暑いからとか家の用事がとかで、全然乗れないのですよね。
当初の計画通りに1人なら、和歌山側へ下って、紀ノ川をのんびり走って帰っていると思います。
それなら、計画変更して和歌山を走って来たと人には言えるので(笑)
> ふぁん様
ワタクシは、見栄だけでノーマルクランクの11-23Tにしているけど、自分に合ったセッティングは重要ですよね。
鍋谷峠は、登りが辛いけど楽しいと思います。
仲間と行けば登らないといけないと思えるかもしれませんよ。
やっぱり、自転車で登ったんですね。
私は、電車で行かれたんだと重いながら読み始めてしまいました。
ヒルクライムですね。
私はノーマルクランクの11-28Tなので
どこの峠でもいけますよ!
続きが楽しみです!!!
獲得標高1400Mご苦労様です。
へたれの私は今週末は28Tですよ。これで足が攣らずに登れるかなあ。
> ヨッシーパパ様
今回に自転車で行く前までは、高野山は車で行くには大変、電車でも遠い場所だと思っていました。
高野山へお参りや観光に行くには電車が一番だと思いました。
> hayazou2002様
怠けすぎていて、超久しぶりのヒルクライムでした。
峠に合ったセッティングをするべきだと思いました。
超ヘタレ具合をお楽しみです!
> moumou様
それはヘタレではなく、コースや自分の体調、体力に合わせて適正なセッティングを行うのは、正しいことだと思いました。
ちなみに、ワタクシはここで足が痙攣し続けておりました。
挑戦はしてみたい場所ですねぇ。
かなりキツそうですけど・・・(^^;
> せいまる様
挑戦するにはやり甲斐のあるコースですよ。
大阪側も和歌山側も登っているだけのアップダウンのない峠で、かなり辛いけど楽しかったです。